とある日曜日。物件探しに限界を感じ、希望エリアへお散歩兼ねて徘徊してみることにしました。
車を走らせること50分。あった!!!Vendesi=売りますマークの看板。
しかも探している家・畑・醸造するスペースの三拍子そろってる。これは期待できる!
突撃お電話♪
看板に乗ってた番号に電話してみると、なんとローマに住んでいる家主さん。
「見たいならそのまま200m行った先にある赤い壁の家だよ。」と電話で指示をいただきながら見つけたお家が…
廃墟(笑)
やばい探検めいてきたぞ。
小雨が降っていて寒いこの日。廃墟はかなり薄気味悪い感じに(笑)
私たちの期待を返して!
これは…いくらなんだろう?どうなんだろう?と悩みながら(いや、悩む余地ないよね実は)
畑もついてるのでそちらを見に行くことに。
田舎道とはいえ道路に車を止めておくわけにもいかないので、畑よりに停める。
これが悪かった…
「さっ、畑の写真も撮ったし、行こうか。」発進!
ぎゅうううううううううんん!!
ん?
ギュイイイイイイーーーーーーンン!!!!
動かん。
やばい。
降りてみると「ひゃー!」見事に泥のぬかるみにハマってます。
運転できない私が車を押して彼氏くんが前後に車を運転しぬかるみから出ようとするものの全然ダメ。
30分ほどやったか、足元がぬかるんでるので滑って転んだワンピ姿の私、泥でべっちょり。
そこへ村人1発見!近くの家の庭にいるおじいさんに遠くから
「スーミーマセンーーー!!助けてくださーーーい!車がハマっちゃったんです!」
と声をかける。
おじいさん「あぁ?どこいきたいんぢゃ〜?」ワンワンワン!(周りに3匹犬が吠えまくってる)
「いえーーー、車がハマったんですーーーーー!」ワンワン!
「えぇ?どっからきたって〜?」ワンワンワンワン!
トンチンカンな会話してる彼氏くんとおじいさん。
ちょうどその時、今度は田舎道に珍しく車が!
すかさず停める私。
「ハマっちゃんたんです、助けてくれませんんか?」
耳の青い石のピアスがちょっとあっち系?と気になりつつも、おじ様嫌な顔せずにヘルプに加わってくれ、男子も加わった状態でもう一度車を押しながらなんとか出そうとするもののビクともしない。
うーーーーん(汗)
そこに先ほどの村人1・トンチンカンおじいさん現る。
手に持つ縄を颯爽と車同士につなげ、青ピアスおじ様に指示を出し車で引く。
騒音と白い煙を出しながら
うぃーーーーーーーーーーーーーんんん!!!と引っ張って、最後ようやく抜けました!
青ピアスおじ様、車が抜けたらすぐに爽やかに「チャオ、ラガッツィ!(じゃぁな、お前ら!)」とかっこよく去って行きました。
こんな風に泥にはまっても周りの通りすがりの村人が優しいイタリアで良かった〜
ついでにトンチンカンおじいさんが
「神父さんが売りに出してる物件アルヨ。わかる?神父。神に仕えてるヒト。」と教えてくれたので、連絡先をすかさず交換。
転んでもただじゃ起きないし!
いやぁ、しかしアホな日曜日過ごしたなぁ(笑)
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