ドゥオモの近くのメイン通りから数メートル。
アパートの一室のようなその戸を叩くと、そこは昔ながらの職人の空間。
創業1957年の仕立屋さんSartoria Seminaraです。
表にお店などがあるのと違って隠れ家なので、知る人ぞ知る的なところ。
(サッカー選手の三浦知良氏がファンらしいです)
ここで働いているお友達を通して、ジレをオーダメイドしたことがあります。
壁一面の生地から自分だけの表地や裏地、型やボタン全てのディーテール一つ一つこだわりを伝えて作ってもらいます。
なんて贅沢!
昔から画材屋さんの色紙や色鉛筆が並んでるコーナーなど「選び抜いた一つ」というものにワクワクしていましたが、この場所での体験はその数百倍のワクワクです。
お客さんは様々なようですが、やはり昔ながらの「服はオーダーメイド」というご老人が今もいるようです。一度作ってもらったものに少し調節をお願いしに戻って来たり、何か特別なフェスタ(お祝い)でもあるのか新しく新調しにきたり、昔ながらの伝統が生き残ってる貴重な空間なんです。
安い服を毎年流行りがあるからと捨てるように変えていくのではなく、こうやって自分の体にフィットした自分だけのこだわりの服を何年か経ってもまた調節しながら愛着を持って着こなす。そういうのかっこいいなと思います。
ちなみに日本では不定期にTIE YOUR TIE AOYAMAでオーダー会が行われるようです。↓
オーダーメイドの仕立て服、いかがでしょうか?
Sartoria Seminara
Via dei Calzaiuoli, 10, 50122 Firenze FI
+39 (0) 55 289462
ランキングに参加しています。
よかったら押して下さい♪
にほんブログ村