トスカーナワイン試飲会「Terre di Toscana」

トスカーナワイン

トスカーナのワイン生産者が総勢130社集まる試飲会「Terre di Toscana」テッレ・ディ・トスカーナ!ジャーナリストやバイヤーが集まるレベルの高い試飲会です。

いざ!気合い入れて出陣してきました。

何せ彼氏くんがワイナリーを作りたい地域の生産者がごっそり来てるんですから、土と毎日向き合ってる生産者の生の声を片っ端から聞ける絶好のチャンス。

時間いっぱいいっぱい使って回れたのは16社。

例のごとく私は2社目あたりからもう意識が怪しいですが(笑)仕入れた情報のメモの字もだんだん汚くなる中ストイックな彼氏くんのあとを付いて回りほぼ座ることなく7時間真剣に飲み続けましたよ。

オタク内容でごめん!

今回の試飲した一部のワイナリーに関して一口メモと五つ星満点評価を書き残します。

みなさんがトスカーナのワイン飲むとき「あれ、聞いたことあるかも?」と参考になる程度に流して見てください〜

トスカーナ 赤ワイン

Antonio Camillo − ☆星3.9 🐌 9ha ここのCiliegioloはナチュラルワイン系のお店で良く見かけるかわいいラベル。全体的に美味しいし良い匂いだけど今ひとつ足りない、平たい感じだったり少し薄く感じる。収量80〜90hl/ha、ブドウから造られるワインの割合も75%(ちなみに彼氏くんが家で実験的に造ったワインは一番搾りが割合約50%)と高めで造りすぎが原因かと思われる。

生産者→聞いたことは答えてくれるけど、それ以上話してくれるわけではないショートカット赤毛のおばちゃん

Castello dei Rampolla − ☆星4.0 🐌 32ha  24年前からビオディナミ農法(シュタイナーが確立した月の満ち欠けなどに合わせて農業を行う。牛の角に糞をつめ、それを冬の間に土に埋めて春ごろ掘り起こし、土が元気になるように雨水と混ぜたものを畑に吹きかけてあげたりする。奥が深い農法)

ここは何とアルベレッロというブドウの木が一本で自立している仕立て方法も使っています。トスカーナでは珍しい(ローヌ地方とかシチリアのエトナとかでやってる)。木と木の植えてある間隔も通常より近く密集度が高いのでブドウの木へ程よい負荷がかかっているはず。

前調べではすごく興味深かったのですが、全体的にかすかな煮たキャベツっぽい匂い。還元が原因かも。

生産者→目が重たそうな背の低い白髪おばあぁーさん

Corzano e Paterno − ☆星4.3 🐌 20ha (←ブドウ畑。全体は200ha他にもオリーブオイルやチーズなども作ってる。チーズめっちゃうまいです。)

Il Corzanello 2017 (Sauvignon Blanc, Semillion, Petit manseng, Malvasia, Chardonnay)

5種類混ぜすぎじゃない?!と思いきや気持ちよく飲めます。

他にも

Terre di Corzano 2015 (San Giovese 90% Canaiolo 10%)

Il Corzano (Cabernet S., Merlot, San Gioveseそれぞれ30%ずつ)

など全体的にバランスよく仕上がりの良いワインたち。

テーブルの下に隠してあるIl Passitoも味見させてもらいました。甘口ワインでありながら後味に酸味があってよくある甘ったるい感じにならず美味しい。干し杏、オレンジピール、ドライデーツ。

生産者→すっごい英語訛りのイタ語で説明ヒゲモジャおじさん

Il Rio − ☆星4.8 2ha 今回の本命①! 彼氏くんが畑購入を狙ってるVicchio地域の生産者。しかも植えたいPinot Nero。

昔はジュエリー職人をしていて日本にも職人として行ったことがあるというおじいさん。すみれ色のセーターに紫の水玉スカーフ可愛すぎです。とりあえず畑買って何植えたらいいかわからないから相談したら「Pinot Neroとかいいんじゃない?」と言われ、当時ほとんどトスカーナで栽培されていなかったピノネーロを植えたら、まぁ大変!手がかかる、皮が薄いし、すぐ割れるし、育てにくい頑固な子供を育ててる感じ。でもジュエリーを作るのと同じで何か通じるものがあるんだって。とってもクリエイティブな方なんだと思います。

ブドウ栽培にはいい年だった2015年でも限定8000本、2014年は雨で虫災害だったため限定3840本。この2014年はブドウにとって難しい年だったのでラベルも変えて価格を下げているそう。飲んでみるとピノの良さが出ていてアルコール感も強くなく杉の感じもする。ただフルーツ感が少ない。2015年を飲んでみると確かに2014年はパズルのピースが欠けてる印象に対してこれはパチッとハマった感じ。いいです。すごく。

Riecine − ☆星4.9 15ha 🐌 今回の本命②!

ここも上述のビオディナミ、一部アルベレッロ仕立て、遅い収穫時期(ワインの匂いや風味はブドウの収穫をギリギリまで待ってあげるといいのではないかと検証中)発酵に卵型の特注コンクリートタンクを使うなどとても興味深いワイナリー。

お味はというとですね…

トスカーナのロゼあんまり好きじゃないんですけど、美味しかった!プロヴァンスのロゼに通じるエレガントさがあります。

ベースのキアンティはきれいにまとまってて、荒く削った石の彫刻みたいな感じ。そしてリゼルヴァはこの荒削りの石像をサンドペーパーで丸く仕上げたようなまるーい味。正直この後飲んだ価格が高いラインよりもこのリゼルヴァが好みでした。トスカーナのSan Gioveseで一番好きかも。

Terenzuola − ☆星4.6 23ha

5ヶ月間シュールリーしてるVermentino 2016(白)と海の方面にあるマッサ地方でしか作られていないVermentino Nero(黒)という品種の2016年など、どれも上手に造ってて美味しい!

Sesti − ☆星4.8 9ha

ビオディナミではないけど、天文学博士のおじいさんがやはり天文学を参考にしてワインを造っているところ。

Phenomenaというラインは毎年その年にあった天文学的な出来事をラベルのモチーフにしている。

ここまで聞くとちょっと怪しいですが(笑)

Rosso di MontalcinoもBrunello di Montalcinoも共にとてもいいワインでした。

生産者→口紅塗り忘れた感じのご婦人。天文学者の娘さん。

sesti かっこいいラベル

ふ〜〜〜っ。最後はグロッキーだったなしかし。

ちなみに絶滅されたと思ってたイノシシに似た豚を発見、繁殖させ、なんとか120頭まで増やして生ハムにしちゃう生産者なんかも別室にいました。野性味とナッツっぽさがいい香り!

てか絶滅しかけ、食べていいのか?(笑)

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