基本、イタリアに住んでいるのでイタリアワインびいきなのですが、
今夜のワインはこの子↓
おフランスワインに浮気中♪
夏休み車でプロヴァンスまで行くのがここ数年恒例。何せフィレンツェからニースまで4時間半。
国境のトンネルを過ぎると急に車のラジオからボンジュール♪と異国の言葉が聞こえてきてクロワッサン一つ買っても味が全然違う。
こんなに手軽にイタリアと違う文化に触れられるんだもの行きたくなっちゃいます。
今日のワインはそんな去年訪れたカンヌから船で20分で行ける小さな小さな島Ile Saint Honorat(サントノラ島)で手に入れたもの。
島には5世紀ごろから修道院Abbaye de Lerins(アベイ・ド・レランス)があり、修道士たちが手摘みのブドウでワインを造ってると聞いたら興味がわかないわけない!
行ってみるともう〜絶景!
8haのうち3haが白、5haが赤。
品種はシラー、ピノ・ノワール、ムーヴドゥレー、シャルドネ、ヴィオニエ、クレレットを栽培。昔は儀式のために作られていたそう。
品切れだったり、なかなかお値段も張るので手に入れたのは↓の2本。
Saint Cesaire 2015 (シャルドネ100%)星☆4.5
島の太陽の光が詰まってるような黄金色。
G20の席でも出されたそうです。
桃、パイナップル、レモンピール、バター、ジャスミン、乾燥した草なんかがフワーっときます。舌に少しまとわりつくようなたっぷりした白。
Saint Eucher 2013(ピノ・ノワール100%)星☆5満点!
ピノ・ノワール種のワインで感動したワイン3本の指に入ります✨
凝縮感とエレガントさのバランスが素晴らしい!
まろやかで優しくて、でも中身がしっかりした女性っぽいワイン。
口に含んだ瞬間はカチッとしてるのだけど、次の瞬間フワーッとドライローズやマジョラム、紫色のフルーツの粒、それから余韻に木苺感。樽感も少し感じます。複雑味、驚きがあるワイン。
ブドウの収穫時期をギリギリまで遅くして、ピノ・ノワール本来の香りがしっかり熟れるまで見極めて待っているのが、もしかしたらこの美味しさの秘密の一つかも。
こんなに太陽に当たってそうな島のブドウをこんなにエレガントなワインに仕上げるなんて修道士の方々すごーい!
ちなみに島唯一の海辺のレストラン最高でした!
(絶対予約したほうがいいです!)
海風と島のワインと現地の魚介料理。
柔らかいタコとお豆、オリーブとオイル漬けトマト(写真では梅干しに見える笑)のサラダ、またいつか食べたいなぁ。
レモンタルトの中にはサプライズで真ん中にバジルのペーストが入ってました。爽やかで美味しかった。
フランスのニース・カンヌを訪れる機会がある方は是非行ってみてください♪
サントノラ島の情報↓
http://www.cannes-ilesdelerins.com/en/
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