家族伝説がすごすぎるバローロ G.J.Vajra ~Terre d’Italia試飲会~

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海辺の街 Lido di Camaiore (リード・ディ・カマイオーレ)の素敵なホテルへ試飲会に行って来ました。

めっちゃリゾート感満載♪

海に走っていきたいのをグッとこらえて試飲会場へ。

今回… 11社回りました…がっっっ!!!

G.D.VAJRA社が強烈すぎて強烈すぎて(笑)

もうそこしか語れません。

話が面白すぎる!

ヴァイラ社はピエモンテ州でバルベーラやワインの王様と呼ばれるネッビオーロ種から造られるバローロを造っているワイナリー。

前々からずっと飲みたい!と私が渇望していたところ。

(大好きなイギリス人ワイン・ジャーナリストがよくソーシャルに載せていて、

見る度にため息(。-_-。)

試飲会に行く前の下調べでここが来ているのを見つけたときは黄色い叫び声をあげました。

彼氏くんに拝み倒して「余力が残ってる最初の3社以内に連れて行ってください!」と。

(余力低っ笑)

勇んで行ってみると、

いやぁーやばかったぁ〜。

「ボンジョルノ♪」と挨拶した次の瞬間から急に家族伝説語り始めるんだもん。

普通なら並んでるワインの中から「どれ試飲されますか?」とかなのに、

「僕たちはピエモンテにある家族経営のワイナリーで僕はヴァイラ家の息子です。

ここの歴史はね。おじいちゃんから始まるんです。

初めは畑を持っていて、自家用にワインを造っている程度だったんですよ。

時代が変わり、戦争が始まるとおじいちゃんはね秘密諜報員になったんだ。」

えっ?(笑)

一農民のおじいちゃんが007?(爆)

出会って一分しないうちに家族がスパイだった話をしてくれるこの眉毛がごっつい濃いヴァイラ家の息子が好きになりました。

( ̄∇ ̄)

大体大手は試飲会に代わりのソムリエとか送りこむこともあるぐらいなのに、ここは息子を兵隊として送り込んで来たヨ。

さて、諜報員になったおじいちゃんは家族でトリノに移り住みます。

息子アルド(つまり眉毛くんのお父さん)が学生になったとき、ふと窓の外を見ると自分の息子アルドが当時イタリアで流行っていたちょっと過激な学生運動に参加してるのを発見!

アルドに罰を与えるためにピエモンテの田舎に送ります。

したら罰どころか、田舎で農民生活が気に入っちゃったアルド。

そこから眉毛くんのお父さん「アルド伝説」が始まります。

1972年はブドウにとって厳しい年だったそう。村中でバローロができなかった年。

造ったワインのアルコール度数が8〜9度までしか上がらずバローロの規定に満たないため。

ブドウを売っていたその当時のアルドお父さんは出来が悪いからとブドウを安く買おうとするお客さんに対して

「苦労して一年間育てたブドウをそんなに安く売るんだったら俺は木にそのまま残す!」

と収穫せず。ブドウはそのまま木にぶら下がってたそう。(笑)

村中のスキャンダル( ̄∇ ̄)

「まだ、ブドウなってるわよ!ありえないわアルドったら!」てな具合かな。

諦めずに収穫を待ち、なんとその72年が初ボトルになったそうです。(笑)

すごいわ。

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こちらのDolcetto D’Alba 2017 可愛すぎるときがある種類だけれど、これは赤い果実のフレッシュさと軽いタンニンが見事にバランスのとれたワイン。好きです!

Barbera D’Alba 2016

これもまたファミリー伝説話が。

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1983年お正月、アルド父さんはまだお母さんと恋人同士。

フランスのパリに電車を使って旅行に行ったそう。

最終日、当時の所持金ほとんどを使い果たして有名なボルドーのワインを開けまくって試飲。

お母さんは名だたる有名ワイナリー群を飲んだ後に一言

「うん。確かに美味しいわ。

でも、あなたが造るバルベーラに勝るものはないわね」と。

4ヶ月後二人は結婚。

「バルベーラのおかげで二人は結ばれたんだって父さんはよく語るんだよ」と。

息子の眉毛くんにそんなこと語っちゃうんだねお父さん。

こういうの恥ずかしくないのがイタリア人だ(笑)

90%ステンレスタンク、10%木樽熟成。

木の香りに覆われていないのが好き。

バルベーラとしては濃くて複雑味があり、エレガントに仕上がってる。

いよいよ王様バローロ。もう幸せ。

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Barolo Alba 2014

三つの畑のブドウのアッサンブラージュ(混ぜ合わせ)

「こっちを5%増やして、いやこっちももう5%」なんて試しながら最高の比率、バランスを見つけて造るそうです。

オレンジやアカシア。そして農業感(と私たちは呼んでいる)土っぽい、誰かが手を土で汚しながら造ったブドウのワイン、そんな匂いがありました。

とっつきにくさのない、今飲んでも楽しめる、女性形バローロ。

Barolo Bricco delle Viole 2014

こちらの方が木樽感が出てます。口当たりは辛いぐらい。ハーブ感がある。大切に待ってから開けたいワイン。

「バローロはね、ダイアモンドなんだ。その美しさは色々な角度から見てカットされた側面から様々な輝きを見せること。」

その言葉の通りのバローロです。

はじめ0.3haだった家族のブドウ畑は今や80haになりました。

後からサイトを見てみると…

http://www.gdvajra.it/en/homepage

眉毛くんの眉毛はお父さん譲りだった!

お母さん以外兄弟もみんな眉毛太っ!(笑)

素敵です♪ いつかまた記念日とかに飲みたいな。

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