スローフードの町、サン・ミニャート

サン ミニャート

イタリアは、昔ながらの伝統料理、地域に根付いた料理を誇りに思っていて、大切にしている人が多いと思います。

ちゃんと次の世代に残したいものを守る。

無くしてはいけないものがある。

未来へ贈る「食の箱舟」。

それが30年ほど前にイタリアで始まり、今や150カ国にまで広がっている社会運動「スローフード運動」の根本にあるもの。

Buono(地域のおいしいもの)Pulito(環境にいいもの) Giusto(生産者が正当に評価されているもの)をスローガンに掲げているカタツムリマーク🐌のスローフード協会の活動、こちらに生活していると触れる機会がとても多いです。

スローフード運動を推奨し、食育や有機栽培などを実践するなど55の指標をクリアして加盟することができるスローシティというものがあります。

日本では気仙沼市と前橋市が加盟しています。

そんなスローシティーの一つ、ピサ県に位置するサン・ミニャートを訪れました。

ここは秋になると年に一回盛大なトリュフ祭りが行われることでも有名。

まずは友達のワイナリーへ向かいました。

https://www.agri-sole.it/en/ (アグリソーレ英語サイト)

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お家があって、周りに6haのブドウ畑。家の裏が醸造スペース。

トスカーナ ワイナリー訪問

2003年に土地を購入した時からあったブドウの木は1959年のもの。

つまり60歳近くのおじいちゃん木。

昔ながらの植え方なものだからあっちらこちらにサンジョヴェーゼ種やマルヴァジアネーラ種やコロリーノ種やらが混ざって植えてあるらしく、収穫はどの品種か見極めながら注意を払って手作業のみでしかできないらしい。

なんて厄介(-_-;)

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単一品種で醸造したラインは化石が出てくるという土の特徴、この地に昔から植えられているブドウ品種の特徴をできるだけ引き出すことを心がけている真っ直ぐで素直な良いワイン。

コンクリートタンク

自分たちで塗り直したというコンクリートタンクがオシャレすぎです( ̄∀ ̄)♪

家の周りにあった野菜畑にはズッキーニの花が大きく咲いていて思わずお花のフリット(揚げ物)で食べたーい!と衝動が。

中にモッツァレッラチーズとアンチョビを詰めて揚げるお花はこの季節最高においしい私の大好物。

ズッキーニのお花

さくらんぼの木も実がたわわ。

手摘みさくらんぼ

プチッと採って味見できる幸せ。

家と畑ともぎたての果物や野菜、お庭でワイン。

贅沢だな〜こんなスロー生活を大切にできるのがイタリアのいいところだと思います。

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さて、町に戻り、とあるお肉屋さんに入りました。

知る人ぞ知る「SERGIO FALASCHI」ファラスキ。

1925年から代々続くお肉屋さんで、チンタセネーゼやキアニーナ牛などトスカーナの貴重な品種やいかにも捕ってきたばかりの新鮮なジビエ肉(ハトさん「ぐえっ」てなってる( ̄◇ ̄;))

ジビエ肉

そしてプレジーディオ・スローフード(その地域の環境に適していて伝統製法に基づき加工されたもの、特定の地域で作られている農産物、限られた生産者が作るもの。絶滅危惧種のようなものでこれらを守るために定められたマーク)のソーセージ「マッレガート」も作っているのです。

*ちなみに前に載せた生ハムの王様クラテッロ・ディ・ジベッロもプレジーディオマークです

マッレガートとは…豚の血のソーセージ。

オレンジピールや松の実、レーズンもレシピには入ってる。

残念ながら売り切れていて😭食べれなかったのですが、写真はこんな感じです↓

(肉屋ファレスキの英語サイト)

http://www.sergiofalaschi.com/english/scheda-prodotto.php?idProdotto=151&idCategoria=2

豚の血ソーセージはちゃんと作っているところは全然臭みもなくマイルドで優しい味。

外見はただの肉屋さんなのですが、実はここ穴場のお食事処!

お肉屋さんのショーケースの後ろにある職員用の通路からバックパーカーの外国人が出てきたのでびっくり!(◎_◎;)

実は後ろの通路を通してもらうと裏がレストランっていう奇抜な、しかも絶景スポット。

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席数がすごく少ないので予約した方が絶対いいです。

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中の席はお肉屋さんの博物館みたいになっていてすごく面白い。

肉屋さん

歴代の肉屋の道具たち…

に囲まれながら軽く食事。

キアニーナ牛

キアニーナ牛のラグーソース。手打ちパスタもコシがあってシンプルだけどおいしい!

ローストビーフ

肉屋のローストビーフなんて最高です!

しかも、サラダにバルサミコ酢をお願いしたら、特別なモデナの伝統的なバルサミコ酢のセットを持って来てくれました!

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うっっっわぁ🤩

いいいいの?!これいいやーつ♪ですよ?

ボトルに書いてある数字は樽に入れ替えた数。つまり違う木の種類の香りがバルサミコ酢に移っている。4、8、12、16、20を小さなスプーンで味見してみたら、もうね、4からいいやつなのが分かります!

すっごく複雑な味、酸味はあるのに柔らかくていろんな香りがして…

数が増えるごとにとろみも香りも凄いことになっていきます。

やばい、凄いものテーブルに持って来てくれたな肉屋さん。

こんなんサラダ菜にかけれるわけないじゃん(-_-;)

お肉に数滴垂らすと…うまいぃぃ😭

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…Segui la salsiccia… 「ソーセージの目印の後をついてきて。」だって。

サン・ミニャートに行く機会がある時は、ぜひソーセージ目印を追ってこのお店を覗いてみてください♪

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