イタリアの世間はただいま夏休み真っ只中。
6月から9月までいろっいろ機能しません(-_-)
バスで仕事通いな私は5分毎に来るはずのバスが30分来ないことなんてザラ。
日々のそんなストレス発散にフィレンツェから日帰りで海に行こうと思うと一番近いのはヴィアレッジョという街。
簡素な海辺の大通りにはブティックやカフェが並んでいて保養地のような雰囲気。
ブティックの合間に海岸への小道がいくつもあります。
ちなみにこの静かな保養地ヴィアレッジョは2月に催されるカーニバルが有名。
カーニバル時期はこの広い大通りが一変します。↓
でっかい手作りの山車が音楽やスモークやシャボン玉を発しながらやってきて、クオリティが素晴らしい出来のコスチュームの人々でいっぱいぎゅうぎゅうになります。
ヴェネツィアのカーニバルが貴族風な雰囲気なのに対し、ヴィアレッジョのカーニバルはイタリアらしい政治の風刺を交えたラテン系のお祭りです。
地元民にとって、この日ばかりは老若男女、仕事も学校も関係ない真剣勝負なお祭りみたいです。
話を戻します(^◇^;)
イタリアのヴァカンスは一に海!二に海!三にも海っっっ!!
海岸ではパラソルとイスをセットで貸していてシャワーやトイレ、軽食用のバール、場所によってはプールやビーチバレーや小さな子ども用の遊具まで備えている施設があります。
上記のパラソルとイスには海から遠い安い席〜海に近い特等席に格付けされ、月ごと、週ごとと貸切で借りるイタリア人が主です。
ちなみにパラソルとイス✖︎2セットで一日借りる場合は相場20ユーロほどです。
毎日海で日焼けして寝そべってのんびりするのがイタリア人のヴァカンスの過ごし方。
日本人とは対極だなといつも思います。
私は日本人派なのでつい休みはせかせかといろんな予定を詰め込んで遊んでしまうので、たまにイタリア人を見習わなければと思います。
仕事から離れて「休む」ってそういうことですもんね。
ということで、海辺へ。
スパークリングワインとグラスを持参(≧∀≦)
パラソルの合間をぬって、たまに物売りが現れます。
「ボンボローーーーーー二ィ〜⤴︎♪」
(揚げたてのクリーム入りドーナッツ…「海で!?」って思わずツッコんじゃうけど笑)
どこの国も「やっきいもぉ〜〜ホッカホカの焼き芋はいかがですかぁ〜」みたいな売り子さん独特の歌声が聞こえてきます。
独特すぎてボンボローニ屋さんが近づくたびに笑いを堪えるのが大変でした。
(青森弁でドーナッツ売ってるのを想像してください^^;)
お昼はセットメニューのオファーをネットで見つけて行ってみました。
前菜
バジル香るガスパッチョ
柔らかいタコとひよこ豆ペーストとエシャロットのグリル
(組み合わせが旨い!)
マグロのタルタル、アボガドと酢漬けの赤カブ添え
プリモ
アサリのスパゲティ (シンプルだけど、オリーブオイルのソースが旨い!)
イカ墨のニョッキと緑トマト、バジルのソース
(イカ墨の磯の香りがしっかり!)
デザート
マンゴーシャーベット、ライムと生姜の風味
(あまり生姜は感じませんでした)
チョコレートフォンダンとベリーシャーベット
(中からとろ〜っていうアレですよアレ!)
どれも素材が新鮮で味の組み合わせも面白く美味しかったです♪
美味しいご飯って幸せになれますね!
エネルギーチャージしたのでまた一週間頑張ろっ!
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