オタクちっくなイベントやりましたごめんなさいっ!!( ̄∇ ̄)
我が家でソムリエ彼氏くん含め、シェフ・料理人合わせて4人でワイン会をしました。
しかも突拍子もない思いつき。
「白ぶどう品種比べしよっ!!しよっ!しよっ!」
と言い出しっぺな私が責任持ってフィレンツェで一番信頼している品揃えのワインショップへ6本白ワインを買いに行きました。
ミッションは以下⬇️
①Chardonnay シャルドネ
②Pinot Grigio ピノ・グリージョ
③Riesling リースリングング
④Greco di tufo グレーコ
⑤Verdicchio ヴェルディキオ
⑥Soave (Garganega) ソアヴェ(ガルガーネガ種)
の6種類、それぞれ100%で造られ品種の特徴が出ている、できればオーガニック、できれば小さい生産者のものを一本10ユーロ前後で手に入れる。
ボナッティBonattiというエノテカ、街の中心地から少し歩いたところにあるのですが、観光客はほぼゼロ!
1934年から続いているエノテカ・ボナッティ、当時は樽でワインが届けられ、それをフィアスコという昔のボトルに詰める作業まで担当していたそう。職人技ですね。
樽で仕入れるからそこにはラベルもないしDOCも書いてない。
目利きでいいものを仕入れる、そして客はお店の人の目利きがいい品質のワインの保障であると信頼して買う。そんな売る側とお客さんの信頼で成り立っている関係は今でも続いていると思います。
時代が変わり、今はイタリアを中心にフランスやスペインなんかを含めたワクワクするセレクションのボトル達が並んでいます。
地元の人が気合入れた夕食の時なんかに「お魚に合う白をお勧めしてくれるかしら」と買いに来ます。
有名で高いものが欲しい方は別のエノテカでも見つかると思いますが、こだわったもの、オンリーワンのものが飲んでみたい人はきっといいものが見つかりますよ。
創立者のお孫さんを含めた4人いるお店のおじさん達は全員プロ!
何を聞こうが全部知ってます。
ワインに対する深い知識、生産者と知り合って買い付ける情熱!素晴らしいです。
ということで、信頼おけるおじさまに希望を伝え、セレクションにたっぷり30分付き合ってもらいました。
ブラインドはグラスとボトルを入れたワイン用紙袋に番号シールを貼って行いました。
(ボトルの形で地域が特定できちゃうものがあるので紙袋)
さて、試飲開始!
「うーんんんん…思ったより分からないぞう」(笑)
みんな料理ワイン大好き人間なので、急に黙って味や匂いの感想を用意しておいた表に記入しながらグラスしか見てない。
試験会場かここは( ̄д ̄;)
業界の人間じゃないのは私だけ。
全部外したら恥ずかしいぃ〜🙈
ほぼ飲んだことがない品種もあるので、結果から言えば6品種中当たったのは3品種。
ピンクの皮を持つ品種ピノグリちゃんは若干黄色じゃない色合いかな。
濃いオレンジがかった色合いのこっちは南の方かな。
「シャンパンの匂いを思い出す」これはシャルドネかも。
桃っぽい、梨っぽい、酸味がある、ミネラルがある、地質は?地域は?ヒントはいっぱいあるけれど、うーむ( ̄3 ̄)
いやいや感覚器官をフルに使いました。
シェフ料理人の方々も6分の3正解という結果だったので難しさは伝わりますでしょうか?
彼氏くんは流石ソムリエ資格持ち、6種全部当てました👏
こうやって飲むと品種ごとにまるで人間の顔の様に多種多様。
「一人異質な子が混ざってる!
3番変だ!なんだコイツ!」
となった奴。
亜硫酸添加なしのヴェルディッキオでした。
酸化傾向にあったのかな?
私の匂いの感想「おじいちゃんの木工所」笑
翌日もう一回嗅いでみたけど「チャーシュー麺っぽい…」
もはや感想がワインではないね(笑)
揃えたワインは以下↓
Marco Donati リースリング
正しい品種の特性が出ていて香り豊か。
Alto Adigeの150年続くワイナリー。
品種ごとに合った畑(土地)に植えるというこだわりがあるそう。
Di Prisco グレーコ・ディ・トゥーフォ
13haの小さめな生産者。農業感のあり。シュールリー90日間。
骨格がしっかりあり、桃や黄色いりんごの香りがする。
Tercic ピノ・グリージョ
この中で一番匂いが繊細でした。日本でも人気のヴィエディロマンスとお隣さんでお友達、一緒に協力し合うこともあるとか。
Tamellini ソアヴェ
コスパがすごくいい、6€ちょっとでしたがここのは美味しく飲めます。南国フルーツ系。
La Meuliere シャブリ
やっぱ鉱物感が他のと味を分けます!
あまりに楽しかったので、第二回赤ワインのぶどう品種もやろう!と夜遅くまで盛り上がりました。
勉強になったー!!
Enoteca Bonatti エノテカ・ボナッティ
http://www.enotecabonatti.it/dove_eng.htm
Via V. Gioberti 66/68r, 50121 Firenze
月曜 15,30-19.30
火曜〜土曜 9,30-13,00 and 15,30-19.30
Tel+39 055 660050
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