早朝3時半出発!
車で8時間かけてついに着きました~
アヴィニョン♪───O(≧∇≦)O────♪
今日は一年に一回のブドウの収穫を祝うイベント
Ban des Vendanges des Cotes du Rhône
が行われていると情報を仕入れていたので、何ヶ月も前から楽しみにしていました。
イベントは午後からなので、到着後は即アヴィニョンの屋内市場 Les Halles d’Avignonへ!
旅に市場はmustでしょう🖤
憧れのくっっっっっさいおフランス🇫🇷チーズ!
大好きなパテ・ディ・カンパーニュ♪
かの有名なブレス鶏に黒豚の血のソーセージ(≧∀≦)
魚屋には全く知らない長くて赤い生物やおフランス牡蠣✨
ここは天国か!(笑)
とりあえず昼ご飯を確保し、市場内の食事処でグラスワインを頼み、別のとこで買ったお惣菜を広げる…
(お惣菜屋さんのおばちゃまが、あそこでワイン頼んだら食べれるわ(^^)って言うんだもの)
全然嫌な顔一つせずに「日本語三つ言えるんだ!ありがとう、こんにちは、さようなら!」と語りかけてくれるご主人。
私も言えるよ!メルシー、ボンジュール、オウヴァ!😆
言語が少ししか通じないので会話が行き当たりばったりで楽しくて仕方ありません。
腹ごしらえも済んだので、いざイベント会場へ!
アヴィニョンと言えば法王庁。14世紀の法王のお住まい…
周りを囲む建物の合間からチラチラと上に出現するシルエットだけで存在感がやばかったですが目の前にドーン!と現れた時はもうひれ伏そうかと思いました(笑)
すごいです!圧倒的な佇まい。
イベントはこの法王庁に隣接した園庭のような場所で行われるため、セキュリティーチェックの後門の中へ進みます。
実は、半信半疑だったのですが、この法王庁の園庭にブドウ畑があり、イベントの際見学できると…
行ったら…あった…
しかも想像を超える風景が前に広がり、思わず感動で涙が出てしまいました。
0.2haのそのブドウ畑は今回見たところまだ植え替えられたばかりのよう。
その背後には悠々と流れるローヌ川とアヴィニョン橋が。
世界観が違いすぎる…
感動しているところへ背後から音楽が聞こえてきたので、誘われてそちらへ登っていくとステージで生演奏。
食べ物系の屋台のようなものも出ています。
屋台って焼きそばとかかき氷じゃないんですよ。
卵とトリュフ、フォアグラ、チーズの盛り合わせ、パティスリーなどセレクションがどれも食べたくなるものばかり。
やっぱりここは天国だ(笑)
食べるのはとりあえず後にして、パレードを待つ事に。そう、パレードもあります。
美しい鐘を使った生演奏にワイン造りの組合?なのでしょうか旗を持った人々が教会へと行進していきます。
教会前で今年収穫されたブドウへ煙をかけ祝福する司祭様。
法王のお膝元、シャトゥー・ヌーフ・ドゥ・パープと呼ばれるワインは今では世界でも有名。
法王のワイン。
きっとこんな風に収穫を祝い、感謝する儀式がこの法王庁では何世紀も前から行われていたのかな、と想像しながら目の前の光景に鳥肌が立ちました。
その場に居合わせることができた事に感謝する経験でした。
さて、お次は収穫したばかりのブドウをあのよく見かける木製の圧搾機でしぼり、
それを味見みさせてくれるというもの。
初めて見たので、どんな感じかワクワクしていると、回すおじさん最初は大変そうだったのが、一定までやると一気にジョロジョロと出てくるようになり、別のおじさまがそれをガラスのカラフに入れてみんなに振舞ってくれました。
私たちもゲット!
あまり大した事ないんじゃない?とか思って御免なさいでした。
口に含んだ瞬間、その酸味、甘味、凝縮度にびっくりしました。
ちなみに品種はメルロー。
メルローってこんな味でこんな香りなんだな~
他の品種でも同じように味見できたらきっと楽しいと思います。
元が美味しいブドウジュースだからこそ、香り豊かな美味しいワインになる。
きっと普段食べてる食用ブドウでは同じような味の絞りジュースにはならないです。
いい経験ができたなー!
さて、最後は牡蠣!
60kgの牛さんのももの丸焼き!
そしてフォアグラ!!!
牡蠣の新鮮さと旨味!牛の濃い肉の味♡
フォアグラは…フォアグラは…堪らないです😭
バターのような、シルクなまったりねっとり、でもちゃんと動物臭さがあって。
この世のものじゃないよこれは。
(ごめんなさい、こんなに盛ってて10ユーロっていいのか!?)
一緒のテーブルに座ったコメディアンのようなイタリア人お姉さん、コヒー豆を売ってる豆オタクなお姉さん、牛もも焼いてるおじいさん、セキュリティの強面なのに急に優しいおじさん…
いろんな人と触れ合えました。旅の醍醐味!
さぁ、次はどんな出会いが待ってるかな!
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