三日目!張り切って湿地帯カマルグ地方を目指します。
カマルグには闘牛(ソーセージとかで食べるって!!)、アフリカから飛んできたフラミンゴ、天然塩栽培のピンクの塩田があります。
またも「写真で見ただけだけど、本当に見れるのか?」と疑問に思うタイプのやつです。
カマルグの湿地帯はかなり範囲が広く、どこに行けばあの野生のフラミンゴたちがいる風景が見れるのか?塩田はどこに行けばいいのか?本当にピンク色なのか?と情報が集まらず大変困りました。
カマルグの拠点となるサン・マリー・デ・ラ・メールという町をまず目指し、この日市場があるのはチェックしていたので、お目当の闘牛に使われているトローと呼ばれる雄牛の肉、カマルグの天然塩、そしてカマルグで栽培されているお米を探します。どれも他ではなかなか手に入らないシロモノ。
アヴィニョンからは車で1時間ちょっと、町が近づくにつれて空の青さと遠くに見える海にテンションが上がります!
イエスが磔にされた後に三人の聖マリアが流れ着いた伝説がある小さな港町。
巡礼者も訪れるそう。
到着すると早速朝市が目に入ります。
新鮮な牡蠣、果物の屋台の合間に目的の天然塩をすぐに発見!Fleur di Selという塩田の上に浮いてくる部分を取った上質のお塩。旨味が全然違います。
お米もあった!!長細く、クリーム色。黒いのもありました。
イタリアに帰って食べるのが楽しみです♪
辞書を駆使しながらサラミの種類が何か探ります。
あった!!Taureauトロー!
ご購入♪
ガラガラ声のラピュタに出てくるドーラみたいなおばちゃん、全然英語喋らないけど会話はなんとなく通じてるかな(笑)プロヴァンスハーブやシェーブルがオススメ、絶対美味しい!って。大喜びで受け取るとウィンクしながらオマケに一本足してくれました♡
メルシー・ブクー😊
教会は屋根の方へ登れるようになっています。
螺旋の石の階段。
登って行った先に広がったのは…
青い青い、ずーーーーーーっっっと青い空が広がる景色。
すごい!すごい!すごいところに来てる!そう思いました。
人生きっついことあっても、悔しいぐらいにこの世界は綺麗なんだと思い知らされます。
昼食はもちろんチェック済みのがっつり魚介が食べれる場所へ。
海辺にあるそのお店の名前はO Pica Pica (おーピカピカ😂)!なんじゃその名前(笑)
メニューは素材の名前しか載っていません。
またも辞書を駆使して魚の名前を検索…なになに?ホッキ貝!
フィレンツェでは絶対見かけない!むっちりしてて、エスカルゴについてるようなこのハーブ入りソースが美味しい。
アンコウも珍しいのでオーダー!
残念ながらエイヒレは売り切れ〜
魚介の揚げ物は必須。
てか新鮮さとか美味しさが尋常じゃないです。
シンプルに素材を食べる贅沢!
海辺で魚介を堪能したあとはフラミンゴ探しに出かけます。
ツーリストインフォで教えてもらった自然保護公園。
野生の鳥や動物が観れるというこの保護公園、どんなものかと入ってみるとすぐに大きな見たことがない鳥たちが!
こんな間近に見れるなんてすごい!
そして、歩いて行くと…いました!フラミンゴたちが。
雑誌に載っていたあの景色が目の前に広がっている…
今では居心地がいいらしく渡り鳥のフラミンゴたちはここに居ついているらしいです。
動物園のそれとは違い喧嘩したりバサバサしたり、餌をとっている姿が見えて全然飽きません。
回って行くとかなり近いところからも観れます。
ふと気づくと目の前の沼に変なやつが!!
野生の動物が間近にいるって興奮する!
貴重な体験ができました。
次のストップはエグ・モルトという町。
塩田はこの要塞に囲まれた町の横に広がっているのです。
時間的にもお値段的にも高いこともあり、入るのは諦めたのですが、塩田を見て回るツアーがあります。
車で通ると外側だけ観れたのですが、確かに…ピンク?だよね?
さっき買ったお塩はこんなところで作られているんだなと観れただけでも良かったです。
ちなみにツアーでは塩の山に登ったりもできるそうです。
夕食に市場で手に入れたお惣菜を食したら死ぬほど美味かったです。
鴨肉のロースト、イカのファルシー、トローの煮込み、豚肉のロースト。
これで30ユーロなんてお安い。
フランス旅行はレストランが半端なく高いので、私たちは毎回夜はアパートで疲れを癒しながら美味しいものを食べれるようにしています。
四日目はいよいよ法王のワインの名を冠するシャトゥー・ヌフ・ドゥ・パプへ!!
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魚介類の揚げ物、すごいですね。
日本人にはない感覚(*^^)v
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