赤ワインのブドウ7品種をブラインドテイスティング!品種の特徴

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ブラインド テイスティング 赤ワイン

前回開催した白ブドウ品種のブラインドテイスティングに味を占めたオタクな私たち。

第二回、黒ブドウ品種のブラインドテイスティング開催しました(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

集まったのは愉快な仲間五人組(笑)

ワインは特に市場で見かけるイタリアのブドウ品種を中心に7種類。

後ほど品種ごとの特徴やバックグラウンドをまとめようと思います。

ワインはもちろん前回ご紹介したおすすめエノテカ・ボナッティで購入。

品種100%、できれば小さい生産者でビオ、ビオディナミを中心にたっぷり時間かけてボナッティのおじさんに手伝ってもらった選び抜いた6本!

プラス1本、参加者の一人が持参してくれたのを合わせて7本の豪華メンバー♪

ブラインド 赤ワイン品種

ブラインド 赤ワイン 品種

⒈BUONDONNO Chianti Classico 2016 (トスカーナ州)

サンジョヴェーゼ種

11ha、ビオ生産者。ここの白は皮に漬け込んだオレンジワイン、つまりかなりナチュラルワイン生産者。このサンジョーヴェーゼに関しては、もう少し匂いが開いてほしいと思いました。

2. Bourgogne Pinot Nero Domaine Remoriquet 2014 (フランス・ブルゴーニュ)

ピノ・ネーロ種

ニュイ・サン・ジョルジュ村にある12haの家族経営ワイナリー。

畑ごとに剪定や栽培方法を変えたり、除草剤は一切なしなどこだわって造っている生産者。

思ったよりスパイス感があったので騙されました。

3. Nebbiolo d’Alba DOC 2015 Cascina Val del Prete (ピエモンテ州)

ネッビオーロ種

11haここも小さな家族経営。23歳の息子が情熱と知識を持って畑や醸造を手伝っているそう。

ビオディナミ農法を取り入れています。

長期樽熟成で有名なネッビオーロが軽く仕上がっていてしっかり騙されました。

4. Nerello Mascalese IGT 2015 Vino Lauria (シチリア、パレルモ近郊)

ネレッロ・マスカレーゼ種

ビオ生産者。通常この品種が有名なエトナ山がある地域ではなくパレルモ近郊の島の北側のワイナリー。

南の島産とは思えないほどいちご感あってが可愛くて仕上がってる。

結構みんなピノ・ネーロと間違えた(^◇^;)

5. MONREPOS 2014 Chateau Trocard (フランス・ボルドー地区)

メルロー種

期待通りのたっぷり感。少し甘みもある。

⒍S’ADATT Aglianico del Vulture DOC 2009 Az.Agricola Michele Laluce(バジリカータ州)

アリアニコ種

出席者、多分全員気づいてなかったけど、実は唯一の10年物。

Vultureというバジリカータ州の休火山の近くに6haのブドウ畑が広がってるワイナリー。

本来のアリアニコの香りが生かされていなかったのが残念。

⒎ il Rosso dei VESPA Primitivo di Manduria DOC (プーリア州)

プリミティーボ種

有名なジャーナリストがワイン好きが高じて作ったワイナリー。

この世界では有名なリカルド・コタレッラ氏が醸造監督をしているそうです。

日本でも彼が醸造監督した甲州ワインが売られています。

ジャムのようなねっとりとした甘い果物の匂い。後味に少し苦味がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・

私にはあまり馴染みのない品種が混ざってるとはいえ、 飲んだことがあるサンジョヴェーゼとピノは当てたいと思っていたのですが…

ハズレたぁ〜orz

白ワインよりもやはり赤ワインの方が難かしゅうございます。

戦法としては色で品種を区切って、匂いと味の濃さ、甘味感でさらに区切って…ってやったんだけど、惑わす子が混ざってるんですよ。

臭い、馬🐎のような奴が…汚染系は本来の匂いを隠しちゃうのでわかんなくなります。

結果当てられたのは2種…惨敗感ハンパないです(笑)

第三回も開いてリベンジせねば!

ここでこの7品種の特徴をまとめてみます。

お勉強お勉強♪

⒈サンジョヴェーゼ種

トスカーナ州といえばサンジョヴェーゼ、この地域で一番本領発揮する品種。

なのに親は片方南イタリアのつま先にあるカラブリア州原産のブドウ(もう片親はチリエジョーロ、トスカーナ原産)っていう。

ジョーヴェの血とも呼ばれているだけあり色味は濃いルビー色。
しっかりとしたボディーがありながら、気持ちのいいチェリーやブラックベリーのフルーツ感もあり、熟成するにつれオレンジピール、皮革、腐葉土のような複雑な香りが出てきます。

2. ピノ・ネーロ種

フランス語ではピノ・ノワール。
ブルゴーニュのお家元ピノはかなり古代種に近く、ピノ・グリージョ(ピノグリ)、ピノ・ビアンコ(ピノブラン)は植物的には同じ種類です。突然変異のようなもの。

育てにくく、皮が薄いので収穫前雨が降ろうものなら即カビるんるんにやられます。

若いうちはハツラツとしたベリーの香り、樽熟成するとクローブ、くるみ、きのこのような香りも加わり魅力的でポテンシャルが高い!栽培に挑戦したくなる上級者ブドウ品種。

3. ネッビオーロ種

ワインの王様バローロを生むネッビオーロ種。世界で5500haほどの栽培面積のうち約4500は北西部ピエモンテ州と書けば、どれだけピエモンテ十八番のブドウかが分かります。

色味は濃くなく茶色がかってます。
タンニンがとてもしっかりして酸味も通っているので、長期熟成が向き。
若いうちはスミレや木苺、木樽熟成によりドライローズ、リコリス、乾燥ハーブのような香りが楽しめます。

古代品種に近く、ネッビオーロの両親に当たるブドウはすでに絶滅。

昔は修道院でブドウが育てられていたので、巡礼者や商い人が物々交換で苗をもらって他の地域にも広まったらしいです。

ただし、土地や気候の影響を受けやすい繊細なネッビオーロは他の場所では突然変異したり、全く違う個性を出すよう。

4. ネレッロ・マスカレーゼ種

シチリア島原産、特にエトナ山周辺の火山灰質なミネラルを含んだ土地で育てられているのが有名。

標高が高く特別涼しいところで育てられることもあって、他の南で育てられてる品種に比べエレガントで軽めな仕上がりな場合が多いです。
印象はピノネーロにもよく似ていて、木苺、ハーブ、軽めのいちじくのような香りがあります。

この子の片方の親はどうやらサンジョヴェーゼらしいです。面白いなぁ。

5. メルロー種

例えば、サンジョヴェーゼが世界で約76700ha(うち、71500haがイタリア。そしてそのうち50%はトスカーナで)栽培されているのに比べて、メルローは267000ha栽培されています。桁違う。( ゚д゚)

世界中にどれだけ広がってるか伝わりますでしょうか。

ボルドーが本家本元のこのブドウ品種は皮が分厚く、色も濃く、印象的にはたっぷりしていて丸く濃いワインができます。実が熟成するのが他の品種より早いので、他の品種より早く収穫し、天候が収穫直前で悪化して畑が壊滅的になる時があってもメルローはなんとか助かったなんて話も聞きます。

若いうちはブラックチェリーやプルーン、熟成すると甘草やカカオの香りが見られるものもあります。

⒍アリアニコ種

南イタリア、ナポリがあるカンパーニャ州で主に栽培。

「南のバローロ」と呼ばれる高級ワイン「タウラージ」はこのアリアニコ種から造られます。
色が濃くブドウは熟れるのが遅く晩成型で、基本的に木樽熟成されてから売られます。
ボディーやタンニンはしっかりしていて、香りはブラックベリー、黒胡椒、カカオなどの複雑味が楽しめます。

⒎ プリミティーボ種

イタリア、プーリア州で主に栽培。

カリフォルニアではジンファンデルと呼ばれてます。

このプリミティ→ジンファンは長い間

「いや、似てね?同じじゃね?」

と言われていました。60年代にはイタリアからアメリカへ輸出されるプリミティーボは実際ジンファンデルと記載されていたこともあったとか。

結局1994年にDNA鑑定で同じ品種だと特定されてみんな納得。

また、「原産はどこ?」とジンファン・クエストが展開されていて、元々ギリシアから持ってこられたとかアメリカからフィロキセイラ耐性の苗と共に紛れてやってきたとか色々言われていた話題多きプリミティボですが、これもDNAが解決。

結局、クロアチアの古代種と同じDNA判明。一件落着。

プルーン、ポプリなんかの甘い香り、熟成するとシナモン、レーズンなどのニュアンスが出てきます。

ワイン会

ちなみにテーブルに乗ってるおつまみはフランスのサラミ(闘牛の牛さん・カモ・ヤギチーズ・プロヴァンスハーブ・チョリソー)

写真撮り忘れましたが、この日は赤なので、手打ちパスタに栗粉を混ぜたタッリャテッレ(きしめん的な感じ)に今旬なのでキノコとお肉のラグー、牛タンのリキュール煮込み、臭いチーズ挟んで、ぷっくり膨らんだシュークリームラベンダー入りの手摘みブラックベリーソース付き♪

さて、次は何品種を勉強しようか。

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