キャラが濃い!Torre Fornelloワイナリー- 試飲会vinoè

フィレンツェで開催される試飲会の中でも質が高い「vinoè」

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今年は10月27日〜29日まで三日間に渡って行われ、彼氏くんの働いているファットリア・ラヴァッキオも参加していたため回るのはほぼ諦めていました。

仕事も重なっているし、いつも切込隊長として出陣する彼氏くんの後ろで黒子として調べたワイナリーの情報を提供し全ての情報をメモる役の私は一人で戦地に赴いたことがありません。

…でも、行きたいのよぉ〜😭

いいワイナリーに巡り会いたい!

なんとか用事も仕事も片付けて一か八かで最終日の終わる1時間半前に滑り込みで行ってきました。

しかも…一人で行くって勇気いるなぁ。

優秀なソムリエ知識みたいなのは持っていなくて、生産者から聞いた生の声が私の知識。

アジア系の女の子が一人でぴょこぴょこやって来ても甘くみられて軽くあしらわれる不安があります。

大好きなピエモンテ生産者のVajraはいつもの生産者の息子くんや娘さんがいなかっためサラっと試飲。

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その後、前チェックでワイン名から拘ってそうなエミリア・ロマーニャ州Colli Piacentinoのトッレ・フォルネッロTorre Forenelloへ向かいました。

着いた途端「しゅわしゅわが飲みたいなら隣のサンジョヴェーゼのロゼが美味しいわよ!それ飲んできなさい!」

(ちなみに男性です…)

と言われました。

なんの意図か分からないけど、ただ軽くしゅわしゅわ飲みたいと思われて追い返されたのか?

喰いつきました。

「全種試飲させてください」と。

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はじめに試飲したのは

Enrico Primo Spumante Metodo Classico

しゅわしゅわにするため、一度発酵し終わったあと足す糖分(糖分がさらに発酵を促し、しゅわしゅわになる)には、①砂糖 ②糖分の残ってるブドウの汁 がありますが、このブドウの汁を足しているというこちらのボトル、なんとこのブドウ、樽に入れたものを使ってます。

初めて聞いたこんな変態なところ!!

確かに木の香りのニュアンスがあるような気がします。すごく不思議な香り。

説明聞く姿勢が前のめりになります(笑)

次は

Donna Luigi 2016

これも聞いたことない造り方。

Malvasia di Candia Aromatica種 (マルヴァジア)を40%2日間皮に漬け込み、50%は普通に発酵、残りの10%は12月まで(普通は収穫は9月・10月です)ぶら下げて、貴腐菌と呼ばれるカビを生やしたものを入れます。

12月??貴腐菌?えぇ??と驚いてかなり食いついているので生産者のエンリコさんも

「ほっほっほっ〜♪」とオカマっぽい笑いを見せます。

香りの宝庫、口のなかでとっても丸い、個性があるけど、完成度が素晴らしいです!

日本にも輸入されていて、伊勢丹やら天皇がとかなんとか言っていましたが、造り方に聞き入っててそこはメモしてません、すみません(笑)

Una Vigna

上記と同じ白ブドウ品種。

驚きが止まりません、なんとなんと13ヶ月発酵し続けてるって。

えっーーーーーーーーー????

発酵は普通酵母を足していたら一週間とか、自然発酵なら3週間とかは聞きますが、13ヶ月なんて聞いたことありません!!

本当かと疑うほど異質です。

黄金色、香りは落ち葉みたいでオレンジの苦味がありますが味は優しい。

ここまで来るとエンリコさんもノリにノッテきて

「さぁ、アナタ!次は何を試飲するの?」

私「ピノ!」

下調べで飲みたかったのを指定!

「曲者ねアナタ!」(エンリコさんに言われたくないよ。笑)

Nero Lucido 2012

「輝く黒」の名を持つこのワインの名前の由来はこのワインの色から。

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ここで驚かない造り方してるわけないですよね。

ピノ・ネーロ100%。

仕立てがなんとコルドン高さ180cm!(はぁ???何その高さ!)

しかもブドウ畑でぶら下がったまま少しレーズンになるような感じで乾かします!

ウワォ!

30日間皮につけて、その後18ヶ月フランス産の木樽で熟成。

こんなに変な造り方なのにピノの特徴があり、木の感じもあります。

ちゃんと果物感も酸味も残ってる。バランスが取れています。

まだタンニンが若い感じがするので数年待てる嬉しいワイン。

さぁ、ここでエンリコ・クエスチョン〜♪

「さぁ、皆さん♪(うふ)このワイン、アルコールは何度かしら?」

ソムリエやその道の人が並んでいる中での問題。

14度とか13度とか答える中…

「さぁ答え!いくわよ♡」

答えは16度!

全員で一斉に「えぇぇぇぇぇぇぇぇ」

((((;゚Д゚)))))))

完全にエンリコさんのペース(笑)

そんな度数高いワインはあまりありません。

が、皆が驚いた理由は、そのアルコールを感じさせない完成度でしょう。

楽しすぎる。

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Diacoro Gerardo – Gutturnio Riserva

トッレ・フォルネッロは北イタリアのピエモンテ州から6kmの境界線にあるそう。

昔はこの地域もピエモンテ州だったのです。

だからピエモンテで栽培されるバルベーラ種が60%(残り40%はボナルダ種)も本領を発揮します。

酸味、若いタンニン、丸みがあって完成度が高い。

引き続き、エンリコ・クエスチョーン♪

「さぁ年代は何かしら?当ててちょうだい!」

例のごとく、勢揃いの皆さん、2016年、2013年、2014年と思い思いに口にします。

誰も、誰一人として、この若いタンニンと酸味が2009年だとは当てませんでした。

エンリコさんしてやったりな笑顔(笑)

「このワインはね、遠くを見ているのよ、ワインは長生きでなくちゃね、ワインの良さは、そこよ!」

恐れ入りましたー!!

最初追い返されましたが、最後には個人の携帯番号までいただき、絶対!ワイナリーに行くね!と約束しました。

後ろのブースにいた彼氏くんに、興奮して

「これ何年だと思う?飲んでみて!ね、聞いて、すごいのピノがね仕立てが1m80cmもあるの!!!酸味を引き出すためだって!!」と行ったら

「さっきから〇〇(私のこと)ずっとその生産者から動いてないじゃん(笑)」

とからかわれました( ̄∇ ̄)

だって面白すぎて、動けませんでした。

ワインは、そこに説明してくれる生産者がいるか、そしてプレゼンの仕方で味がすっかり変わりますね。

エンリコさんのキャラがこのワインを売ってるのでは?と思うほど濃い試飲でした。

1時間半で結局3社しか回れませんでしたが、一人出陣、これで勇気づけられたのでまた次回も戦地に飛び込もうかと思います👍

Torre Fornelloトッレ・フォルネッロ

http://www.torrefornello.it/en/

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3件のコメント 追加

  1. 試飲会楽しそう~(^^♪
    参加してみたいけど、イタリア語できないし…( ;∀;)
    試飲したら買わなきゃいけない感じですか?
    というか、関係者しか参加できないですか?

    いいね: 1人

    1. 楽しいですよ、楽しいですよ!
      全然、一般の人も入れるものが多いです。
      入場料払って、あとは自由に試飲して回る感じで、ワイン購入は逆にできない場合が多いです。
      英語も通じる生産者もたまにいるけど、日本人で通訳さんと回ってる人も見かけますよ〜
      文化だからかな、若い人たちや一般の人たちレベルでこういった試飲会に興味持ってくる人がイタリアは多いので毎回感心します(*’ω’*)

      いいね: 1人

      1. やっぱり楽しいんだ~(^.^)
        最近は日本もワインを飲む人が増えてきましたが、イタリアに比べるとまだ全然でしょうね。
        もし、フィレンツェに行く時、試飲会があったら、参加してみようかな(*^^)v

        いいね: 1人

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