タイトル通り、夜遅くまでワイン徘徊した翌朝、7時にパン屋が開くのに合わせて真っ暗闇のパリの街へくりだします!
イエス。
ブーランジェリー♡
なんと素敵な響き。
フランスのパン屋さんはクロワッサンからバゲットから各種のパンが美味しそうでテンションが上がってしまう。
ホテルから歩ける距離で“オシャレなパン屋“というよりは小麦粉や発酵方法などにちゃんとこだわりが感じられそうな”職人肌(artisan)パン屋さん“を調べてみました。
朝7時…
前日の夜のパリとは打って変わってほとんど人通りがありません。
逆に朝の方がちょっとコワイ(笑)
まだ日が昇っていない上にお店は全部閉まってる。
そばを通ったベレー帽と杖のおじちゃん
「ボンジュール マダム」
びっくり笑顔で返します
「ボンジュール ムシュー♪」
早朝散歩?(笑)
真っ暗闇にいい匂が漂ってきたかと思うと神々しくそこだけ電気がついているブーランジェリーが登場!(*≧∀≦*)
La Maison d’Isabelle
47ter Boulevard Saint-Germain, 75005 Paris, フランス
誘い込まれるようにガラスケースの前へ。
きたー!フランスきたーーー!(笑)
ここは何やらパリのクロワッサンコンテストなるものが毎年ある中、2018年一位を獲得したパン屋さん。
きっとどこでも美味しいかもしれないけど、フランス人が美味しいと思うクロワッサン、食べてみたいじゃないですか!
真っ暗闇に急にやってきたアジア人が
「選ぶのでちょっと待ってください!」
とガラスケースをずっと眺めたあと…
笑顔で
「クロワッサン5個」
と言った時のパン屋のお兄さんの驚き顔を見逃しませんでした(笑)
さらにオーダー続きます。
「パンオーショコラ2個、ポム🍎も1個、これは何ですか?あとクイニーアマンとオレンジのも!」
大量笑笑
「あっ、忘れちゃダメだ!バゲットもください!」

超笑顔でメルシー
立て続け二軒目♪
L’essenteil – ANTHONY BOSSON
2 Rue Mouffetard, 75005 Paris, フランス
こちらはクロワッサン3位(もはや美味しいという価値で十分ですが)
そしてパンが素敵。
ちゃんと素材にこだわっていて発酵もゆっくりやっているそう。
バゲットがたくさん種類あります。
クラシックとトラディション(伝統的な)とビオの小麦粉とシリアル系。
「お姉さん、全種ください♡」
全部のパンに小麦粉の種類(番号)が記されています。
パン屋の隅でまだ鉄板に載っていたクロワッサンを取ってもらいコーヒーと一緒に頬張ります。
一口目が美味しすぎて唸りながら
お姉さんに「美味しいぃー!」とコメント
「当たり前じゃない!」と返ってきます。
時間差で開くチーズ屋を目指すべくパン屋を後にします。
まだ真っ暗(笑)
でも気持ちはホクホク。
開店準備中の果物・野菜屋さん、お肉屋さん、魚屋さん…
今日飛行機に乗らないなら牡蠣を開けてもらってお昼食べたいところでしたが我慢がまん。
つぶ貝やウニもあぁーーーん欲しかったなぁと後ろ髪引かれながらお隣のチーズ屋さんへ。
Fromagerie Laurent Dubois
47 Ter Boulevard Saint-Germain, 75005 Paris, フランス
(パリに4店舗ありますが、私が行った店舗はこちら↑)
http://www.fromageslaurentdubois.fr/fr/
オーナーのLaurent Dubois(ローラン・デュボワ)氏はフランスの国家最優秀職人MOFに選ばれたチーズ職人(熟成士)。
こだわりのチーズが揃っていると情報を仕入れ、お目当てのボルディエバターも置いているのを確認した上で乗り込みにきました。
まずはボルディエのプレーン塩入りと蕎麦の実入り、海藻入りゲット!*\(^o^)/*
こちらのバターも気になったのですが塩なししかなかったので今回は諦めました。
さぁ、まだ陳列中の中を怪しいチーズ、もとい美味しそうなチーズを物色。
お姉さんに色々質問しつつ今回手に入れたのは
モンドールが並んでると惹かれますが…
まずは、絶対外せない青カビ系。
羊乳から造られるロックフォールの牛版と言われるブルー・デ・コース
これこそ正しい青カビの味!
しっかり塩分を感じます。
バターのような滑らかでたっぷりしたテキスチャーが美味しい♪
怪しい青カビ発見。
こちら変なカビの生え方してて気になりましたが、お値段がロックフォールの倍…
チーズを型どってから青カビを足すタイプではなく、牛乳の段階で青カビを混ぜて造っているタイプだそうです。面白いなぁ!!
これは…いつものプロヴァンスで買ってるサンモールと様子が違う…
なんだろうとまじまじ見ると👀
「100jour」の文字
おぉ!100日熟成かっ!
通常はヤギ乳を使って丸太型、中に藁が一本通ってるフレッシュなチーズを灰でまぶして少しだけ熟成させたもの。
これは100日間洞窟で熟成させたらしいです。
見た目が怪しすぎてどんな味か知りたくて
一本14ユーロとなかなかのお値段でしたが
「お姉さん、これ下さい!」
とハイテンションに紛れて購入( ̄∀ ̄)
ちなみにお味は少し辛味を感じる
固めのチーズなのに口の中でねっとりした食感。
旨味が凝縮!
お次はフレッシュな方のドーナツ型のシェーヴル(灰がまぶしてあるやつ)
私にとってはプロヴァンスの味♪
周りはトロン、中がフレッシュでギュっとしていてヤギ乳の特徴的な味と少し苦味があり本当に美味しい!
最後に悩んでウォッシュチーズのこちらも。
果物のリキュールを使ってウォッシュしているとか。
後から家にあるチーズ辞書で見てみると、シャンパンを造っている地方で造られてるとか。
真ん中の凹みにシャンパン注いで食べる方法もあるとか…贅沢( ̄O ̄;)
珍しいチーズをたくさん手に入れることができました♡
ちなみに帰ってから食べてみたこちらのウォッシュチーズは強烈な匂いの割に味は酸味があり軽やかなお味。
でも…においがスッゴイ(笑)
チーズフリークの私でも「うわっ!」と変顔になります。(。-∀-)
今回は手に入れなかったのですが、見た目がケーキのようなドライフルーツやトリュフなどと組み合わせを楽しむチーズもありました。
また…いつか、きっと、行こう!
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