フィレンツェのレストランCoquinariusでワイン生産者ナイト!

以前ご紹介したオススメのレストラン・コクイナリウスで「ワイン生産者が集まる夜があるよ!」とこれまた以前ご紹介したお気に入りビオバール・カルドゥッチョのオーナーのフィリッポさんに誘われて行ってきました!

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コクイナリウスの店長ニコラはいっつも陽気でワインに詳しく、気持ちいいサービスをしてくれます。

ここはワインの品揃えもこだわったものばかり、食事も素敵なプレートばかりなんです。

ここで貸切生産者ナイトなんて贅沢!

イタリアらしくみんな立ちっぱなしで「チャオ!コメバ?」なんて挨拶しながらワイングラス片手にわらわらとおしゃべりしていると

「あれ?あの顔…」と知ってる顔がちらほら。

大好きなIl Santino(アペリティフは絶対ここ!というワインの美味しい小さいお店)の店員さん、ビオディナミ農法を取り入れてるワイナリーPodere Ericaのマーケティング担当の人、どこかの試飲会で会ったっけ??と思ったらブルネッロの生産者Colleoneさん!

濃いメンバー勢揃いです(≧∇≦)

ふっと現れたのはすらっとしたグレーヘアーの男性。

ニコッと笑顔を投げかけてくれたのでこちらもニコッと返すと、なんとなんとAngiolino Mauleさんでした。

Vinnaturという今は170の生産が集う協会を創り、ナチュラルワインが今みたいに注目される前から土地と環境に寄り添う個性あるワインを造ろうと尽力した生産者です。

日本にも輸入されていてつい先日日本に行ってきたばかりだそうです。

日本のピアノストの大ファンであること、最近サックス🎷をまた吹き始めたこと、日本食の丁寧さや裏にあるこだわりは素晴らしい!などなどいろんな話をしてくれます…ワインの話をしていないのに、どこかワイン造りの裏にある「なぜナチュラルワインを、この方法で造ってるのか?」が伝わる、全て繋がってるのがわかるそんな会話でした。

いつのまにかみんな席に着き、ニコラはキビキビとテーブル間をワインをついで周り、最初の一皿目が出てきました。

実はこの日どういうシステムなのか謎のまま行ったので、流れに任せる感じで一品目からなんだか美味しいものが出てきて

「やった、コースっぽく食べれる形式なのね♪」と思いました( ̄∇ ̄)

ひよこ豆のカリッとしたクレープ風にバッカラ(干し鱈を戻して使った)ペーストがのってます。

少し黒く見えるのは旬の黒キャベツ。

上に少しだけかかった玉ねぎの甘みのようなソースが合わさって組み合わせ美味しい♪

合わせるのはアンジョリーノ・マウレのガルガーネガ種を使用した泡!

シュールリーの澱感があって美味しいです!

お次はスフォルマート。野菜のスフレのような感じ。

そしてレバーのパテ、上にのってるのは白ワイン(飲んでるワインと同じガルガーネガ種)のジュレ。

どっちも定番な感じはしますがシンプルだけど美味しいです。

お次はウサギ肉と白いんげん。

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うっまーい(*´꒳`*)

というか…この集まりで全員に一品一品アンティ4品出すって丁寧。

そうこうしているうちにワインはこちらに。

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皮に漬け込んでいるオレンジワイン製法なはずだけど、オレンジワインによくあるお茶の感じよりも白い花、アカシアやローリエ、スモモのような香り。

味の底にブドウの凝縮した風味が溜まってるようなそんなワインでした。

どこからともなく

「アンジョリーノ、さぁ前へ!みんなお待ちかねだよ」

という雰囲気に。

アンジョリーノさんが立ち上がり挨拶します。

ヴェネト州のアクセントがあるイタリア語で自分がナチュラルワインを始めた頃の話、最初はピッツェリアを開いて資金準備をしたこと、まだナチュラルワインなんて鼻で笑われることもあったことなどを話してくれます。

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ヴァンナチュールという協会を創ったのは、同じような志しで若い生産者が造ったワインの居場所をつくるため。

生産者は売れなければ生計が立てれません。

せっかく苦労して手摘みでブドウを収穫し時間と手間をかけて造ったワインが売れなければ、別の道を取るしか無くなる。

そうならないために試飲会を行なったりマーケティングの一端を担います。

一人でやるんじゃなくて仲間を集ってみんなで流れを興す。

その中心にいる人物なんだなと改めて思いました。

今、出来るだけ自然に沿って造ろとしている生産者の間でもどうしても避けれない最低限のものにボルドー液(石灰水に銅と硫黄を混ぜたもの)があります。

ウドンコ病やベト病など、ブドウがカビに侵されたりしないようになどの効果があります。

ブドウが使い物にならない状態になってしまったら元も子もない。

リスクを背負いながらもちろん造ってはいるものの少ない回数でも「今年は3回撒いたよ。」なんて生産者まわりしている時に教えてくれます。

このボルドー液をなくす研究もトスカーナにある研究機関と協力しあって行なっているそうで、植物の元の防衛機能を向上させる方法を探しているそう。

ブドウ畑の一区画ですでに実験していて、何もしていない区画がカビにやられた時その区画のブドウの樹は自分を守る力を発揮し、カビにやられずに済んだそうです。

生産者やワイン関係者しか多分集まってないこの日、なかなかコアな話が聞けて、きっとこういった情報交換の中、生産者の人たちは次のワイン造りをより良いものにするための方法を模索していくんだろうと感じました。

話に熱中してしまいましたが、

手打ちパスタうまーーーーーい♡

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歯ごたえのあるモチモチしたパスタにバルディッチョという北トスカーナ特産のソーセージと黒キャベツのソース。

そして肉!

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二種類の牛肉の別の部位を煮込んだものと付け合わせに甘酸っぱい赤タマネギやインゲン。

特にほほ肉の煮込みは柔らかさも煮込んだブラサートソースの味も美味しくてたまんなーい!と唸りながら、同時に生産者のお話も聞いていて気持ちが忙しかったです(笑)

ブルネッロの生産者のコッレオーネさん、アンジョリーノさんと肩を組みながら

「話し全部持ってかれちまったなー!」

なんて冗談交じりでいいながら

「このロゼは絶対ボトル内で再発酵しないって成分検査に出した時にお墨付きもらったのに、

見ろよこれ!泡になっちまって!」

と笑いながら話します。

でも美味しい(笑)

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アンジョリーノ・マウレさん

「いつでも大歓迎だよ」と別れ際にご招待いただきました。

ワイナリーへ絶対行かねば!

一つの出会いがまた出会いを呼んで、こうやって新しい世界を知る機会を得ることができて、なんてありがたい夜だろう!と思わずにはいられませんでした😊

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4件のコメント 追加

  1. 素敵な生産者ナイトですね(^^)/
    あらためて、トスカーナはワインと美食の街だなあ、と思います。
    どんなにいい物を作っても、売れなければ意味がない…そうですね。
    マスコミとかで一時的に盛り上げられても、偽物であれば、結局は消えます。
    今の時代、値段が高かったとしても、値段に見合うものであれば、売れる時代です。
    早くnaturalwinetuscanyさん製造のナチュラルワイン、飲んでみたいものです(*^^)v

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    1. そんな風に言っていただけるなんて感激です!(๑˃̵ᴗ˂̵)
      値段に見合う、難しいですよね。
      安くて早いものが簡単に手に入ってしまう、たくさん売れてるからいいものとも言えない。
      アンジョリーノさんがこの夜「今僕たちがしてる結果を知るのずっと後、消費者の人たちの健康にどんな影響があるかは10年以上たたないときっとわからない」って言ってました。
      それでも今、大切だと信じてやっている人たちがいる。それを知るだけでも一歩かなと思いました。

      いいね: 1人

      1. ほんとにそうですね。
        消費者としては、アンジョリーノさんのような生産者さん達がいるというのは、うれしいことです(*^^)v

        いいね: 1人

  2. 偽物というのは、変でした。
    値段に見合わないもの、という意味です( ;∀;)

    いいね: 1人

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