ヴェネツィア一人旅!ムラーノ島編

投稿日:

日本では令和元旦で盛り上がっていたようですね。

そんな5月1日、急に思い立ってヴェネツィアに日帰り一人旅してきました。

アートが見たい!新しい出会いが欲しい!

時間なんてないけど時間なんてつくって行かないと!

ということで、またもタイムリミット7時間という短さの中にいろいろ詰め込んでみました。

ヴェネツィアはフィレンツェから電車で2時間。

訪れるのは今回で3回目なので分かっていたのですが、ヴェネツィアに入る前に海の上の橋を電車が渡ります。

遠くにヴェネツィアの街が近づいてくるのを両側を海に囲まれて電車で進む瞬間は毎回

「ヴェネツィア来たーーー‼️」

と感動します。

駅に着いた途端目の前に広がるのは…

うわぁーーーーーーーー!

(一人旅なので抑え気味に(^_^;))

カナーレと呼ばれる運河とヴァポレット(水上バス)、両端に並ぶ建物群。

写真で見るヴェネツィアがそのままリアルに目の前にあるとテンションが上がります!

下調べ完璧!

駅到着5分後に駅前から出発するヴァポレットにアプリで購入済みのチケットを有効ボタンポチっと押して乗り込みます!

向かうはムラーノ島!

島は初めてです。

ワクワクを隠せない満面の笑みで外を眺めると遠くには5月だというのに雪で覆われた山々、反対側には水に浮かぶ街ヴェネツィア。

空はカラッと晴れて、海の匂いがします。

似た名前でブラーノ島というのもあるのですが、ムラーノ島は駅前から水上バスで30分ほど、ブラーノ島はグーグルさんによると1時間半と出たため今回は断念。

ムラーノ島=ガラス職人の島

ブラーノ島=カラフルな建物とレース編み職人の島

というイメージです。

着いた途端からちょっと観光地っぽいお土産もの屋さんがあり、メインの通りを歩くと運河を挟んで両側はずーーーっとガラス工芸のお店が所狭しに並んでいます。

観光客が多い場所は苦手です…💦

サクサク歩きながら向かったのは地元の人が食べに行くシンプルな地元料理を出してる昔ながらのオステリア、もちろんガッツリ調べた穴場です。

観光客が多い場所では「観光客が求めるでしょ」的なものを出している場合が多く、美味しくないピザやそこそこのパスタがセットで出されたりサービスもイマイチだったり…

そんなところに当たると残念でなりません。

一歩メイン通りから外れた途端、地元の人が買いに行くような靴屋さんや食料雑貨店、洗濯物が色ごとに分かれて干してあったり、壁の落書きが愛らしかったり…

パッと可愛らしい広場に出ると、看板すら見えないオステリアがそこにありました。

中に入っておじさんにお昼を食べたいんだけど、と伝えると、うーん10分待てるか?と。

もちろん!!

中はお昼時で人でいっぱい、忙しくサービスのおじさんが次から次へと口頭で注文をとったり、無骨でシンプルな魚介の乗ったお皿を運んでます。

席について「とりあえず、魚介の前菜とハウスワインください!」と満面の笑顔で伝えると、しばらくしてカップルさんが「ご一緒していいかしら」と相席で座ります。

ひとり旅の醍醐味!

知らない人とおしゃべりしたり、地元の人と混ざったり、楽しいです!

前菜の魚介を茹でただの盛り合わせ。

ウッヒョーーーーーー!!!

蛸。

一口食べただけで思わず眉毛がぐいっと上がるぐらい、柔らかくて、しっかり磯の味がして、シンプルなただの蛸をなぜこんなに美味しく感動できる仕上がりにできるのか全くもって謎!

エビやカニも美味しいですが、最後に「きっとこれは美味しい」と分かっていて食べたのが

バカラ・マンテカート!

干し鱈を使ったヴェネツィアの伝統的な料理。

これを食べずにヴェネツィアは去れません!

うっひゃーーーーーーーーー!!!

な、な、なにこれ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

もぉクリーミー通り越したまったり感。

バターかと思うぐらいリッチで中には鱈がつぶつぶと入っています。

ポッケに入れて持って帰れたらいいのにと本気で思いました。

今まで食べたバカラ・マンテカートとは一線を画するお味でした。

食いしん坊な私、すでにお腹いっぱいなのですが、ご一緒したカップルさんともまだ一期一会の出会いを楽しみたいし、やっぱりパスタも食べとかないと絶対後悔する!

と思い、サービスさんに声をかけると

「なんだい、アモーレ!」

全然気にならないこのアモーレ声がけ(爆)

彼にとってお客さんはみんな「アモーレ」です!笑

「スパゲッティがいいんだけど、オススメの一品を食べたいの!お願いします!」

「よし、ボンゴレとムール貝だ!」

もちろん文句なしに美味しいです!!

アサリは小さくてもしっかり美味しい、ソースにしっかりだしが出てる!

あぁ!!最高です!

これでワインもパンも入れて25ユーロ(笑)

ご一緒したカップルさんはモデナとローマの人で、今はこっちに暮らしているそう。

「どこかガラス職人さんのところ知らない?」と聞くと

親戚のおばさんが昔々買ったシャンデリアの葉っぱが一枚欠けてしまったからその修理に同じ職人さんのところに行ったらしいです。

その職人さんはもう亡くなられているのですが、その後を継いだ人のところへ行ってきたのだと。

「工房を見せてくれるから行ってみるといいわ。

時間がないならサラッと見れるし」

と教えてもらいました。

ちなみにその葉っぱ一枚のガラス、150ユーロだそうです。

職人さんの技の代金ですね。

一緒におしゃべりできて楽しかったわ!

挨拶して、一期一会に感謝。

次の目的地へ向かいます。

島を縦横無尽にサクサク歩いて観光客がいるメイン通りから外れると、まるでイタリアのシュールレアリズムの巨匠デ・キリコの世界観に迷い込むような雰囲気。

小さな観光の島ですが、島民の生活している匂いがそこここにします。

教えてもらった工房に到着!

3ユーロ払って見せてもらいます。

(有名なところではきちんとしたツアーがあり、お値段も10ユーロなど、時間も長いようです。)

他の人たちが集まるのを待っているすきに矢継ぎに質問しまくりました。

温度はこれ?何度まで上がるの?

「1029度だ」

(ヴェネツィア人はトスカーナ人と違って若干べったり感がないのでぶっきらぼうに感じます。笑)

「何がそこまで温度を上げるの?」

「ガスとメタンと空気だ。ガスだけじゃ800度までしか上がらん」

へぇーーーー!!!と新しい世界なので全部興味津々です。

正直ガラスの工房楽しいかな?と来る前は思っていましたが、

ごめんなさい、すっごく面白い世界でした!

カラフルなガラスのカケラたちは溶かしてデコレーションに使う用でまた別のテクニックだそうです。

「始めるぞ。

そこでいい。」

ぶっきらぼうな感じなのに優しいです。

一番近い特等席に座らせてくれました。

ごうごうとうなっている釜から真っ赤なガラスの塊を出し、吹いて形を整え、吹いて形を整えてを繰り返します。

暑くて汗がにじみ出ます。

自宅で砂糖を溶かして飴の状態にしたことがありますが、自分の中で一番近いその経験から推測するに温度とマテリアルの柔らかさ、均衡の取れる一番いい状態をいかに保ちながら素早く作るのかが勝負なんだなと感じました。

一歩間違えれば大火傷するであろう素材を素早い流れる作業で花瓶を一瞬にして作り上げてしまいました。

馬に関してはビデオで撮っていた時間は1分18秒。

作りたての花瓶から伸びた線、ガラスの糸のようなものを触らせてみましたが、一定以上曲げるとパリンと割れますが弾力がありました。

最後にジョークでふーーーーーっと膨らまして、全員が「何を作り出すのかな?」

と期待している中…

っっっっっっパーーーーーーン‼️

限界に膨らんで柔らかい状態から冷えて固体になったガラスが風船が割れるときの数倍の音を出して割れました。

観客側に紛れてたワンちゃんびっくり(笑)

「おぉ、すまん。水でも飲むか」

とぶっきらぼうなガラス職人のマエストロ、裏から超綺麗な緑のガラスの器に水入れてワンちゃんに提供(笑)

器高級!

さっきまで困った眉毛の形になっていたワンちゃん、すでに何事もなかったかのように

ハーハー言っています。

マエストロに何年やってるんですか?と最後に聞くと

「うむ、36年だ」

だそうです。

素敵な技を見せていただいたお礼と感動を伝え、灯台近くの水上バス乗り場へ向かいます。

ヴェネツィア本島へ!

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9件のコメント 追加

  1. KYO より:

    こんばんは。
    何もかもが綺麗で、まさに絵葉書!!!
    素敵過ぎますね😊
    料理も良い意味でざっくりと、とっても美味しそうでした。夜中に見るのは厳しいです。じゅるるるる。
    ふと思ったのですが、ガッツリ調べたという時刻表類ですが、時間通りに運行するものなのですか?
    今時のイタリア交通事情って?と思いました。

    いいね: 1人

    1. KYOさんはイタリアもどき料理ではなく、本場イタリア料理のものをよく作られてますよね!?
      ご旅行されたりしたんですか?いつも気合とこだわりがすごいなと感心していたので、気になってました。
      交通は水上バスは案外時刻表通りぴったしでしたよ!
      トラムや電車など渋滞の影響を受けにくいものはあまり問題なく運行している印象です。
      バスは最悪ですが。
      今はリアルタイムで通過する時間が分かるアプリがあるのでそれをいつも利用しています。
      ストライキがあったり、50分遅刻とかもありますけど(^_^;)
      それも含めてイタリア生活だ!と開き直ります。

      いいね: 1人

      1. KYO より:

        こんばんは😊
        ヨーロッパで行ったことがあるのはフランスとイギリスだけです。若い頃、イタリアにも行きたかったのですが果たせず、今に至ります😅
        イタリアンは好きで、以前はよく La Bisbocciaなど、比較的本格的と言われるレストランに行っていました。
        最近は地方で暮らしていて、たまに都内に出る生活なので、近場のイタリアンを探しつつ、新たなお店の開拓に勤しんでいます😄

        交通事情ですが、リアルタイムで分かるアプリとは!時代の流れですね〜。
        ネットのおかげで、海外の情報を探すのでも、かなり便利になりました。
        イタリアは、食べ物もですが、美術館巡りもしたい所が沢山あるので、いつか必ず行ってみたいと思っています😄

        いいね: 1人

      2. La Bisboccia 彼氏くんも知ってる!と言ってました。イタリアのオステリアの雰囲気が漂ってますね〜!

        イタリアにいらしゃっる機会ができたときは是非フィレンツェも寄って下さい!!☺️

        いいね: 1人

  2. ヴェネチア~、素敵ですね~。20年前に一度だけ行ったことがあります(^^♪ 確か2泊3日程度の滞在でした。ゴンドラ乗ったら運河にネズミが浮いていたり、イカスミパスタを食べて歯が黒くなった記憶があります(^^; ムラノガラスも買いました。ワイングラス1つだけ。今考えるとなんで2つ買わなかったんだ~って思いますが、高かったから1つでいいやって思ったんですよね~(^^; そして、妹はヴェネチアカーニバルの本物のお面を買いました(*_*;

    工場見学楽しそうですね。でもイタリア語が分からないからツアーじゃないと無理そう…(^^ゞ ガラス工房といえば、沖縄の琉球ガラスの工房に行ったことがあります。そこも相当熱かったですが、ムラノガラスのが熱そう…。あくまでイメージです(^.^)
    魚介の前菜とパスタ、美味しそうですね~。ヴェネチアは島だからシーフードがいいのかな??
    やっぱり、イタリアは食の宝庫ですよね~(^^)/~~~

    いいね: 1人

    1. なんと20年前にヴェネツィア!
      今とちょっと違うのかなー?
      ネズミはギョッとしますね(>_<)
      彼氏くんが一度おじさん二人とゴンドラ乗ったそうです。
      それはあまり羨ましくないと思いました(笑)
      ムラノガラス怖くてお値段聞けなかったです、今も割れないで持ったらしゃるんですか?素敵ですね♪
      イタリアはどこも郷土料理が面白いので現地での食事は旅行の楽しみですよね!(^^)

      いいね: 1人

      1. どうなんでしょうね。ただ、イタリアって何年たっても変わらない良さがありますよね(#^^#)
        ヴェネチアはローマと違ってちょっと行きにくいので、なかなか行けてないですが、また行きたいな~とはず~っと思ってます(^^♪

        はい、ねずみ…運河に浮かんでした(-_-;) 大きい運河はいいのですが、市街地?のような裏の細い運河は結構ゴミもたくさんあって、あんまり衛生的じゃないのかな?なんて思ったり‥‥。でも、20年前の話なんで、今とは違うでしょうね(^^)/

        おじさんと2人でゴンドラ…。知らないおじさんですか??確かにそれはあんまり羨ましくないかも(^^ゞ。ヴェネチアに行った時はツアーだったのですが、じゃんけんで勝ってしまい、自分達のゴンドラに歌手とバンドネオン奏者が乗ることになってしまい、みんなに見られて、かなりはずかしかった記憶があります(^^;

        ムラノガラス、もったいなくて使ってないので保存されてます(^^♪
        ホント、イタリアはおいしいですよね~。羨ましいです(#^^#)

        いいね: 1人

      2. う、運河がリアルですね(笑)
        じゃんけんで勝って歌手とバンドネオン奏者付き(爆)確かにそれは顔が赤くなってしまいそうです。でもいい思い出ですね(^ω^)

        いいね: 1人

      3. はい、ありがとうございます(*^^)v

        いいね: 1人

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