ナチュラルワイン試飲会とイタリア人が造るお味噌

試飲会があちらこちらで行われる季節です。

大きいものから小さいものまでありますが、そんな中の一つSucco d’Uvaに行ってみました。

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規模は小さいですがナチュラルワイン系、小さい生産者が揃っていてあまり聞いたことがないワイナリーが多く面白そう。

入ってすぐ「やぁー元気?!」とフィレンツェでナチュラルワインバールを経営している兄弟発見。

彼らは要注意!なぜなら、がっつりなナチュラルワインがお好きなので、かなりクセがあるワインが多いのです。

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最初の2本、アルザスのクレマンとトスカーナ州の限定白ワイン。

案外ふつうに美味しいじゃない!という感じだったので

3本目油断してたら…ひひーーーーん🐎ブレタノミセスの馬の匂いが笑笑

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「この獣感がいいだろう!」と嬉しそうにおススメしてくれます。

…こういう匂いが好きなんだね。

私や彼氏くんはいくらナチュラルワインが好きでもお酢になってるものやお馬さんの臭いがするのは無しです。

それこそがナチュラルワイン!と言う人もいるかもしれませんが、正しく美味しく個性があるワインが好き、汚染は嫌です。

実はこの日、試飲したワイナリーの半分近くが「クサイ…オーノゥ〜」と思わずアメリカ人的な反応を出すぐらい的中率🎯が高かったです(^◇^;)

いいんですよ、生産者さんの意気込みを南やら北やらのイタリア語の方便で聞きながら試飲するのは楽しいので。

そしてその中から掘り出し物を探し当てた時は

「おぉー!これは!」と嬉しくなります。

そんな今回の掘り出し物はこちら

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Montesecondo!

昔はミュージシャンで、幼少期はチュニジアに住んでいたという母がロシア人の、、、、、さん。

使用している品種はサンジョヴェーゼ、そしてカベルネとメルローの混合。

サンジョヴェーゼは若いものからアンフォラ(陶器の壺)で醸造したものまで数種類試飲しましたがどれも畑と醸造の違いからなのか特徴が全然違って面白かったです。

キアンティ・クラッシコは長めのマセレーションと木樽熟成。ブラックチェリーやカカオ感。

モンテセコンドTIN 2016はアンフォラ(甕)に8ヶ月間皮と漬け込んだもの。木樽よりもさらに丸みが出ています。

少しのハーブ感がどれにも共通してあって、美味しい。

お次はピエモンテ州のCarrusin

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ロバが目立っていて可愛いラベル。

後から聞くと、オーナーの彼女どうやらロバが大好きすぎて(飼ってる)ラベルにも。

バルベーラ品種。

なんとチンクエテッレの断崖で育てられてる幻のワイン、シャケトラも発見!
美しくも恐ろしいほどの断崖絶壁でのぶどう栽培はユネスコ世界自然・文化遺産にも登録されています。

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アルバローラ、ボスコ、ヴェルメンティーノ品種から造られる甘口ワイン。

アーモンドや栗のようなリッチさがあります。

スイス人がオーナーだというトスカーナの海側に位置するグロッセートのSQUERCIANIワイナリーの赤が素敵でした。

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コンセプトがちゃんとしててプレゼンが(サイトやパンフレット、ラベル)イタリア人じゃないなこれと思います。

途中で食べ物のコーナーにすすすーっと寄ってみました。

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お馴染みの生ハムやパンチェッタ系

ラードやハーブで造られたソーセージっぽいもの発見。

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パスタやリゾットに少量混ぜたりすると美味しいと聞いて

「えっ!買う!食べるそれ!!(笑)」

お隣のチーズコーナーはアブルッツォ州からわざわざ来たそう。

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牛やヤギさんは放牧で育てられ、そのお乳から造られてる職人系チーズ。

フレッシュ系のチーズ周りに素敵なカビが生えてます。

この苦味がまた美味しい。オリーブオイルを周りに使用して、あとは自然に生えるカビだとか。貯蔵の場所にもいいカビが住み着いてるんだろうな。

見た目がグレーに近くなってるこちらの牛の乳で造られたチーズは乾燥した草のような風味を感じました。

どれも旨味をぎゅっと感じます。

ワインに戻ろうと移動していると

「日本人ですか?」と声をかけられました。

「私たちのお味噌を是非味見してみて!」と。

味噌?!?!

見ると瓶に入ったお味噌らしきものが。

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聞くと若い頃から発酵という芸術に恋した彼はパンはもちろんワインも含めあらゆるものを造ってみたところ味噌に出会ったのだとか。

この味噌をイタリアで造ってみようと思い、でも大豆は自分たちの文化のものではない。

原材料はちゃんと地産のものを!

という想いからひよこ豆を使ったお味噌、グリーンピースを使った味噌などに挑戦。

これが…しっかり味噌なのに、ちゃんとそれぞれの豆の味がします!

おもしろーーーーーーー!!笑

こんぶ茶はなんとシュワシュワしたビール的なものに。

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そして醤油も原材料はレンズ豆。

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どれも私たち日本人が馴染みのあるあの味なのに、材料の風味が出ていて彼流のものができています。

毎日発酵しているこの子たちのお世話に忙しく、あまり長期で家から離れられないそう。

愛情注いでるペットのようですね(笑)

自由人の多い試飲会、とっても面白い人々に出会えました。

 

 

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4件のコメント 追加

  1. KYO より:

    こんばんは😊
    今回もまた素敵過ぎますね!
    日本でもひよこ豆のお味噌は売っています。私が何度か買ったことのある光浦醸造さんのひよこ豆味噌は優しい丸い甘みのお味噌でした。
    地産地消!地元の食材で新しい味わいになるってステキなことですね😄
    レンズ豆のお醤油と昆布のビール?もめっさ気になります。
    が、チーズも生ハムもヨダレもので、無造作にてんこ盛りになっているカチョカバロがまた美味しそうで、じゅるるるるる。。。
    私も獣臭のワインはちと厳しそうな気がします😅

    いいね: 1人

    1. こんにちは!
      なんと日本でもひよこ豆のお味噌があるんですね!!そしてそれを食されてるKYOさんが流石です(笑)
      私のおばさんが田舎で米麹の手作り味噌屋さんをしているので幼少期からそれを食べていて、海外で手に入る味噌では全然満足できなかったのです。
      自分で作ろうと思っていた矢先、そうか大豆以外でもいいのか!と目から鱗でした(笑)
      地産地消!見習いたいですね😊

      いいね: 1人

      1. KYO より:

        やはり慣れ親しんだ手前味噌が最高ですね😊
        タイ料理の専門家さんがメシ通で書かれた記事が面白いので、ご紹介しておきますね。レンズ豆はもちろんのこと、フランスパンでもお味噌が作れるそうです😄
        https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/takako-shimoseki/16-00431?amp=1

        いいね: 1人

      2. すごいですね〜このアバンギャルド味噌😂 !!
        ここまでくると目から鱗というか目から味噌です笑
        挑戦魂がすごいですねしかし!
        いや〜今すぐ造ろうという気になりました😆
        素敵な情報ありがとうございます✨

        いいね: 1人

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