日本人シェフで食オタクの友人Mさんの提案で「釣りに行ってみよう!」
という事になり、巨大スポーツ用品店で初心者セットと餌を取り揃え近場の海へ初海釣りへ行ってみることに!
午後に仕事が入っている彼氏くんのタイムリミットもあるのでおにぎり持っていざ早朝出発♪
検討をつけていたマリーナ・ディ・ピサというピサ県の海岸へやってきました。
前に来たとき、実は鯛などを釣っていた人がいたので可能性はあるぞと思ってこの岩場へ向かったのです。
周りにはすでに釣りをしてる人がチラホラ。
スポーツ用品店で様々な餌が売っていた中私たちが選んだのは海老、ミイラ化された虫、そしてチーズ。
日本の釣り餌は何があるかはさっぱり知りませんが、チーズって…魚もイタリアンだな(笑)
生きたウニウニしたイモ虫さんも売っていましたが流石にそれは…プラスチック容器に詰めた様子は虫嫌いの私のは絶叫の代物だったため(とポロっと釣り針からとれちゃうよというアドバイスもあったため)今回はやめときました。
余談ですが、これだけ食いしん坊な私ですが、ワニやカンガルーやカエルは食べれますが虫食は…ミシュラン三つ星でレモン風味を与えるからと散らされたアリでも嫌です
( ̄▽ ̄;)
食べる専門のつもりの私は男子二人の釣りを眺める&泳いで待つことに決めていたので何が起こるかワクワク眺めていると…
オーマイガー(T-T)
糸が早速絡まり苦戦。
1時間経過…ウキが岩場の隙間に落ちたり、彼氏くんが蜂に刺されたり、絡まった糸にイラッとなり最後は切る作戦に出たりとハプニング続きで結局海に糸を落とせないまま海水浴の岩場に移動。
苦戦中の男子を応援しつつ、泡ワインの休憩時間を優雅に挟みつつ海でフィン装着で潜ってました。
海の中にはなかなかの大群や美味しそうなオコゼっぽい魚もいるんですよ!
釣れんものかぁ〜と思ったのですが、結果は子供たちが捕まえた磯にいた小さな蟹🦀7ポイントに対して大人は0ポイント(^◇^;)
蟹は残念ながら食べても美味しくないタイプだったのですが、大きめの毛蟹がいて、捕まえるのがかなり難しいにですが4-5匹も捕まえれらればいいパスタの出汁になるぞと監視員のおじちゃんが教えてくれました。
周りで釣りをしてるおじちゃんにも聞いてみたところ、「なんでも釣れるよ!」(そんなバカな笑)とりあえず、釣り装備と餌と運があればピサ県のこの海岸沖はちゃんと釣れます。
腹いせに地元の魚屋さんへ!
Mさん、釣れなかった鬱憤をここで晴らすためにご購入♡
帰って早速神捌きを披露してくれました。
みんなでワイワイ釣り鬱憤晴らし祭り🎉
日本じゃないのでなかなかありつけない生魚介(๑>◡<๑)
一本釣りのタイ(釣り糸が口から出てました(OvO))
近郊で獲れるらしい手長海老、赤海老
そして生牡蠣
これ以上ない豪華さ‼️
一口食べては踊ってました笑
ねっとり感がたまんない!
実はMさん手作りの5年モノの醤油があって、これがやばい旨味を出しているんです。
濾してないので味噌のようなペースト部分が入れ物にへばりついていてこれだけでも贅沢。
そしてこれにちょっとつけると…至福。
続きまして、生ヤリイカ。
こちらは黄身と最近サルデーニャ人の方から譲ってもらった本場モノのボラのボッタルガ(カラスミ)を刻んで。
えぇ、丸々我が家にあるですよ今。
マグロのボッタルガもありますが、こちらの方が味もよく丸ごとはなかなか手にはおりませぬ。
薄く切って食べてみるとねっとり感と磯風味のコクがすごいです。
ということで、〆にふんだんにこのボッタルガを削ったパスタを。
あぁ…あぁ…美味しい。美味しいです。
ワインはちなみにこの間チンクエ・テッレのワイナリー訪問時に手に入れたこちらを。
6日間皮に浸けている分しっかり味が濃い白で、生のどの魚介にも臭さを与えずしっかり受け止めてくれて流石海岸沿い生まれのワイン、良い組み合わせでした。
「生きた魚捕まえて神経締めしたい!」と身悶えしている友とリベンジ魚釣にまた行ける機会を作ろうと思います。
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