スローワイン2020試飲会で出会った生産者たち

投稿日:

一年で一番気合いの入る試飲会スローワインの季節です!

(๑>◡<๑)

今年で10周年を迎えるスローワイン試飲会はスローフード協会認定の生産者やワインがトスカーナ州モンテカティーニ・テルメへ集まります。

総勢600社以上。

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なのに制限時間は午後2時半からの5時間というシビアな試飲会😭

ちなみに今年は初めて彼氏くんが働いているワイナリーも参加していました。

ファットリア・ラヴァッキオのファミリー(のつもり)な私にとってはリストにラヴァッキオが載っているのを見るのはなんだかうれしいものです。

知り合い生産者に会えるのもこの試飲会の醍醐味!

まず向かったのはCalatroniのステファノ

去年お誕生日記念に彼氏くんに懇願して訪問したワイナリー。

「やぁー!元気だった?」

「そっちこそ元気にしてた?今年の出来はどう?」

ホッペにチューの挨拶を交わしながら急にディープな醸造の話をしだすステファノさん、流石の研究心と博識!

試飲したのは5種のピノ・ノワールのクローンを使ったシャンパーニュ製法、しかもミレジマート(その年のブドウだけを使った年代入り)のPinot64。

泡の柔らかさ、シュールリーからも来る旨味、とにかく最高のバランス。

美味い美味い美味い‼️

そして太陽に当たらないようにテーブルの下に隠していたのを出してくれたのは90ヶ月シュールリーもの。

ラベルついてねぇ笑

うーわぁー😭

しょっぱなから地面にひれ伏そうかというワイン。

味の深みや複雑さがグンと上がります。

焼いたパンのパリッとした香ばしさがしつこくない程度にあり、ナッツやグレープフルーツの皮のような感じもあります。

もっと話していたい気持ちを抑えてどんどん行きます!

次はネッビオーロ種、ピエモンテ州方面。

いつもトスカーナから始めるためピエモンテはほとんど回ったことがなく、お目当ての会ってみたい生産者の元を目指しました。

同じ会場内の区画でロンバルディア州のAr.pepe発見!

レストランで飲んだここのヴァルテッリーナが美味しかったので会いに行きました。

ヴァルテッリーナはロンバルディア地方のネッビオーロ種を使ったワインです。

日本にも入っていて、何度か行ったこともあるそうです。

Il Petti RossoとInferno Fiamma Anticaを試飲。どちらも大樽で12ヶ月寝かせていてバランスが取れたいいワイン!

幸せです♪

「アリガト!」と日本語で挨拶してくれました(^^)

次のお目当てIuli!

Iuliのイゥリさんご本人がいらしゃってました!

雹害で壊滅的だった50年代を皮切りに多くの生産者が農業から離れていった地域で、それでもこの地域の特色の出たワインを絶やしてはいけないとワイン造りをしているイゥリさん。

ここもレストランで飲んだバルベーラが美味しくて感動して会いたいと思った生産者。

目の前で話ができて光栄でした!

こんな人が造っているんだなと知る機会ができるのが試飲会の醍醐味でもあります。

周りにはピエモンテ州の名だたるバルベーラやバローロが並ぶ中でイゥリさんが持ってきているのが聞いたこともない白ぶどうbaratuciatバラトゥシャットから造られるワインBarat、そしてやはり土着品種のslarina。

白はリースリングに似た甘味のある感じでピエモンテの特色を感じます。

赤はカカオやシガーのようなニュアンスがあるのになんと木樽なし、セメントタンクのみというのでビックリ。個性がちゃんとあるなー!👏

イゥリさんの人柄も含め、大好きなワインが増えました。

Peccheninoのドルチェット

Viettiのなんと最後の一杯で(会場1時間以内で行ったのに)3本限定が終わってしまったリゼルヴァのバローロ

を挟んで

ヴァイラ!!

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

フランチェスカさん、いるかないるかな?と会場に入る前から彼氏くんに煩く言っていた私。

いました!

ここだけ並んでる率がすごかったのですが、列の後ろにいる私に気づいてウィンクしてくれたフランチェスカさん。ヴァイラ家の長女で彼女の説明からは常に自社のワインへの愛と家族への愛情を感じます。

今年4月にVinitalyであった時は弟のイジドーロくんもいたのですが

「今日はイジドーロは?」と聞くと

「弟は今頃畑よ!」だそうです(笑)

今年は新しいバローロのCoste di Roseが一年目リリースにしてSlow Wineの賞を獲っています。

ごめんですが、この直前に試飲した有名どこのViettiの限定リゼルヴァなんか吹っ飛ぶ香りと美味しさ!

やっぱいいここ!

リリースは一年目ですが何年もの準備期間を経た上での待望のワイン。

フランチェスカさんもワクワクしながら飲んでみて!と注いでいるのが伝わります。

一緒にプレゼンしていたバローロBricco delle Violeと比べ発酵期間が60日に対して40日間、土地が砂質なのも影響して華やかさがあります。

バルサミックさとタンニンが繊細で熟したイチジクやサクランボ、落ち葉の感じもあります。

Bricco delle Violeはやはり重鎮の落ち着きがありもう文句なしの美味しさ。

ビロードのロングスカートをはいた貴婦人の様なエレガントさ。とろけます。

続きまして、

2年前に飲んだroero arneisの生産者を発見。

Alberto Oggero。

こんな若者が造っていたなんて!

横隣りには他のアルネイス生産者が並んでいてみんな仲よさそう。

トラクターを貸し借りしたり収穫を手伝ったり、横つながりが強いのがわかります。

こういうのっていいですね。

州を移ります。

トレンティーノ州コーナー、Maso Furliは3haの小さな生産者です。

ソーヴィニョン・ブランやゲヴュルツトラミネール品種特色がよく出ていて文句なしに美味しい!

恥ずかしそうに写真を撮らせてくださいました。

続いてかすめたシチリアのGulfiの方が

「彼氏くんが私にお土産にGulfiのワインを買ったのだけど、シチリアの空港で没収されちゃって。やっと飲めて嬉しいです!」と伝えると…

2本もワインを「あげるよ」とプレゼントしてくださいました。

えぇ!?何かの間違い?!

シチリア人の懐の暖かさは真夏なんだきっと。

Cerasuolo di Vittoriaはクローブやシナモンのような甘さがどこかにありますが果実味と酸味もありバランスが取れたとってもいいワイン。

Nero d’Avolaはハーブ感がありこちらも完成度が高いワインです。

素敵なお土産をいただいてしまいました。

トスカーナ方面へ移動すると…

「あぁ!何してるのここで?!」

いつも大好きなナチュラルワイン バールで会うイケメンくん発見。

てかCastello di Rampollaの御曹司だったそういえば。

お父さん?そっくりだもんね!

とまるで世間話になってしまいましたがここのワインピカイチに美味しいです。

前のめり気味に色々質問して感動していると

「あのさ、良かったら…」

また一本いただきました(-。-;

えぇぇぇ!?笑

Sammarcoというボルドー系品種のブレンド。

セメントタンクで温度コントロールなしの発酵の後、9〜12ヶ月大樽で寝かせています。

トスカーナでは重くなりがちなボルドー系品種をバランスよく造っていてハーブ感がちゃんとあってこれは素直に美味しい!と思えるワインです。

「お父さん、ありがとう!いつか畑を見に行かせてください!」とお願いしました。

ふと横見たら、なんで気づかなかったんだろう大好きな生産者のCastel del Pianoのアンドレアさんとサビーナさん!ハグ!とりあえずハグ!

彼らは帰るのが遠いのもあってすでに片付けているところ。

メランポ(最高に美味しいピノ・ネーロ)飲めなかったー!残念!

と残念がっていたら…

また一本いただきました( ̄◇ ̄;)

ありがとおぉぉぉ😭

私たち消費者側にとって生産者側に会えるのは嬉しいことだけれど、生産者側にとっても、丹精込めて造ったワインの感想を消費者から直接聞けるのは楽しいらしいですね。

頂いたワインを大切に抱えて、この人間くさい関係を築けるのがありがたいなと思いました。

結局制限時間最後30分、残念ながらリストアップしていた知り合い生産者たちにはほとんど会えなかったのですが、最後にギリギリ会えたのが夏に訪れたワイナリーモンテベルナルディ、そして大好きなランブルスコの生産者デニー・ビーニ

今年は計22社回りました。

どれも出会えて良かったワイナリーばかりです。

…スローワインさんお願いだから時間5時間じゃなくて一日に伸ばして欲しい。

オマケ↓

試飲会という戦場へ向かう前の腹ごしらは今年初のデカポルチーニ茸のリゾットでした。

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めっさ美味い!

今年はトスカーナはキノコ類の収穫がすごくいいみたいで周りの友達もかなりの大物をとってきています。

 

 

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9件のコメント 追加

  1. いつも行くワインレストランとnaturalwinetuscanyさんのブログでワインを勉強してるつもりだけど…全然覚わらない(>_<)
    難しいですね、ワインって…(-_-;)

    ポルチーニ筍、でか!!
    こっちでは乾燥しか手に入らないから羨ましい~(#^^#)

    いいね: 1人

  2. わぁ!ごめんなさい(>人<;)
    もっと説明を加えるように気をつけますね!コメントありがとうございます(^^)
    私も素人なので彼氏くんや生産者をいつも質問責めにして勉強しています。
    今年はキノコ類本当に豊作で、最近は温泉卵とキノコとか贅沢な秋の味覚を堪能してます。季節物っていいですよね!

    いいね: 1人

    1. いえいえ、ごめんなさい、そんなつもりじゃなくて( ;∀;)
      ただ、ワインって、た~っくさんの種類があって、ぶどうの種類も産地もあって、難しいなあ~っていうことなんです。決して、naturalwinetuscanyさんの記事が難しいってわけじゃないんです(>_<)
      ごめんなさい!!

      それで、思ったんです。ワインて詳しい人と飲むのが一番だな~って(^^)/
      だから、詳しい彼氏君の教えてもらえるnaturalwinwtuscanyさんが羨ましいです(*^^)v

      温泉卵とキノコ!!いいですね(*^^)v
      私もきのこが良く使うんですよ。っていっても、しめじ、マイタケ、エリンギ、エノキといった日本のものですけどね(^^ゞ

      いいね: 1人

      1. いえ、こちらこそ、いつもコメントして下さってすごく嬉しいですし、ご意見すごく大切ですよ!是非質問とかも書いてください!o(^-^)o
        確かにワインってとっつきにくさがありますよね。私、イタリアと南フランス以外はちんぷんかんぷんです(笑)
        行けばきっと覚えるので旅行の言い訳にしてしまおうと思います( ̄∀ ̄)

        日本のキノコ〜あぁん、食べたい。
        日本も食材が豊かですよねー日本に5年以上帰ってないので恋しいです(´-ω-`)

        いいね: 1人

      2. ありがとうございます。では、お言葉の甘えて、これからも質問もさせてください(^_-)-☆
        イタリアと南フランスが分かっていれば、すごいですよ~(^.^)
        確かに実際に行って、その場で飲んで思い出もあれば、覚わりますね(^^)/
        旅行の言い訳、いい考えだと思います(*^^)v

        5年以上ですか~。それだとさすがに懐かしく思えるのかな?
        そういえば、私もヨーロッパから5年遠ざかっていました…(>_<)
        最後に行ったのが、2014年12月の南仏。
        naturalwinetuscanyさんの記事を見て、やっぱりヨーロッパっていいなあって思いをはせています(^_-)-☆

        いいね: 1人

      3. もぉ、是非是非です♪
        ブログ拝見しているといつも面白いスポットに行かれていて、私の知らない世界が多いのでおもしろーいと脳内旅行させていただいてます(^^)
        またヨーロッパにもいらして下さい〜(^-^)/

        いいね: 1人

      4. ありがとうございます(#^^#)
        私もヨーロッパを、脳内旅行で楽しんでますよ(*^^)v
        でも、近いうちにまた行きたいですね(^^)/

        いいね: 1人

  3. KYO より:

    うーん、素敵ですね~😊。
    名前は無理なので、ラベルの柄を覚えておきたいなぁと必死です(笑)
    にしても、ボルチーニでか!
    この前食べたボルチーニパスタのきのこも大きいなーと思いましたが、これには到底かないません😅。

    いいね: 1人

    1. 私もラベルで覚えます!ナチュラルワイン系はラベルも奇抜なのや個性的なのが多くて並んでる棚を見るだけでワクワクしますよね!
      有給取ってポルチーニ狩りに出かける友人は今年人の顔サイズのものを数個見つけたみたいですよーもはや宝探しですよね(笑)

      いいね: 1人

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