フィレンツェから車で45分、小さな町ボルゴ・サンロレンツォはブドウ畑探しをしている私たちには馴染の地域です。
少し前ですが秋の日曜日に栗祭りと称した地元の農家の人たちが集まった市場や子供達のためのミニ工房、夜は生演奏の音楽など村祭りのようなものが行われていてお昼ご飯のついでに寄ってみました。
とれたての野菜を農家が直接売っていたり、栗があちこちゴロゴロ。
オーブンや揚げに合う赤いじゃがいもと蒸し系に良いと言われたじゃがいもが気になって購入。
もちろん栗も。
キノコ類もたくさん出回っていて季節を感じます。
今年はポルチーニが巨大です。
さて、今回の目的はリラックスご飯♪
Gli Artistiという名前のレストランへ行ってきました。
前回来たのは数年前、ワインリストが前より減ってしまったのは残念ですが、ちょっとひねりがあるオシャレな食事が楽しめてオススメです。
まずは前菜、トスカーナで伝統的な鶏レバーのペーストのアレンジ版。
ペーストの周りにナッツ、バルサミコ酢が少しと鴨燻製がのってます。
(お皿を分けてくれたのでミニに見えます)
ちなみにパンはこんな感じ。
シリアル系のパンが美味しかったです。
プリモはマテ貝を茹でたお湯を使って茹でたパスタとマテ貝のソース。
アルミで包んで作る料理からヒントを得ているのでそれを思い起こさせる銀箔がのってます。
シンプルな見た目に反して貝の出汁がしっかり出ていて濃厚で美味しい。
もう一つは手作りニョッキにサフランのソース。
ニョッキがジャガイモ感がある中でもちっと柔らかくソースはデリケート。
この日のワインはRuchèルケ。
実は初めて飲んだのですが、噂通りバラの香りがふわーっと来ます。
これいいワインでしたぁ。
セコンドにGermano Reale👑 (王族のという形容詞がついてます笑)鴨の一種ですね。
スカルペリアという近郊の鍛冶屋の町のナイフが出てきました。
お肉の焼き具合が最高で鳥の赤身肉と少しのベリーとバルサミコ酢がよく合います。
そして、これがまるでワインをソースにしたら合うかのようなマッチングでした。
最後のデザートは木苺の酸味が効いたシャーベットとフワフワのフレッシュチーズ
この地域で造られているヴェルムットという甘いワインをサービスでペアリングしてくれました。ピエモンテ州のバローロ・キナートという赤ワインにスパイスを加えたものに似ていました。アニスやクローブなどの香りがデザートに合う。
一つ一つ丁寧に作られた一品にワインを合わせて食べるってやっぱり大切ですね。
Ristorante Gli Artisti
http://www.gliartistiristorante.it (イタリア語サイト)
Piazza Angelo Romagnoli,
1 piazzale Curtatone e Montana,
50032 Borgo San Lorenzo FI
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ペアリング、良いですね〜😊
料理もワインも素敵ですね。
どれも美味しそうですが、特にRuchèが気になりました。
ラクリマというワインが好きで、以前はよく飲んでいました。ラクリマもバラの芳香がするワインなので、ルケ も飲んでみたいです😄
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流石KYOさんお詳しいですねー!ラクリマ私も一度だけ試飲したことありますが確かにバラ🌹!って香りですよね。
ワインは味もですが半分以上は香りを楽しむものだと思っているので香りがふわっと来るワインは私も大好きです!
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10年以上前のことですが、ラクリマはラ・ビスポッチャというレストランのソムリエさんに勧められて以来、お気に入りになりました。
薔薇の芳香とベリー感、軽めのボディがもろ好みなんです😊
当時はまだ希少でなかなか買えなかったのですが、近年、取り扱いが増え、手に入り易くなってきて、値段も比較的リーズナブルなので、今でも見かけると買うようにしています。
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