Vini Migranti 世界のすみっこにもワイン

投稿日:
ワイン試飲会 イタリア
フィレンツェ郊外の町で行われた試飲会場のFACTO

Vini Migranti、ミグランティとは渡り鳥が渡るという動詞からきた言葉、移民が移ってくるなんて時にも使用する単語から来ています。

そのタイトル通りの試飲会Vini Migrantiではシリア人である移民がレバノンに移って自分のワインを造り始め、いつか自分の故郷に戻ってワイン造りをしたいという夢を助けている、そんなアメリカ人のソムリエが来ていました。

彼はそのシリア人のワインやメキシコのワインなどを紹介していました。

個性的なラベルのメキシコワイン⬇︎

どれも荒いワインで、青年は「これを飲んで僕は感動したんだ!」と嬉しそうに説明していました。

会場に集まったのはイタリア各州からはもちろん、ブルゴーニュ、シャンパーニュなどのフランスワイン、ハンガリー、スロヴェニアなどとにかくいろんなワインが集まっっていて、会場にはその道の人々が集まっていました。

最初に試飲したのはワインの順番的にも泡がいいしスペイン行ってきたばっかりだから、とカヴァの生産者のもとへ

Pares Balta

醸造を仕切るのはファミリーの中の女性二人。

ベースの微発泡ワインのカヴァからアンフォラを使ったチャレッロ種の白ワイン、そしてグラナッチャ100%の赤ワインなどを試飲。

2018年Indagineはグラナッチャ、マセレーション3週間。タンニンがしっかり感じられ、同時に酸味がちゃんとありフレッシュ。

ホアンさんから「今度カタルーニャに来たら是非おいで」とお招き頂きました。

続いて初めてのハンガリーワイン!

Demetervin

ハンガリーのトカイ地方では三大貴腐ワインのトカイワインが有名で、世界遺産にも登録されています。

でも正直他にどんなワインがあるのか全然知りませんでした。

トカイで主に使用されるFurmintは個性があまりなく、そのためその土地や気候の影響を素直に伝えるブドウ品種なのだそうです。

そんなフルミントのドライな白ワインから試飲。

FURMINT 2017年がフレッシュであっさりしているのに比べ、一つの畑だけから収穫したブドウのワインKIRALY 2017年はりんご感や白い花など香りもしっかり。

畑が違うと全然違います。

トカイはとても特殊で400年前からワイン造りが行われていて、品質保証の制度が出来てから一度もその内容が変更されていない。

厳しい、本当に厳しい制度のもとにワイン造りが今も行なわれているそうです。

急な丘の段々になったブドウ畑は人の手でしかお世話できません。

火山性の特殊な土壌ウールアージャの丘の上部、一区画の畑のブドウから作られたというURAGYA 57 2015年はさらに個性が際立っていて、ミネラル、酸味、オレンジピールの柑橘の苦味も感じます。0,5haのゴブレ仕立ての畑で600本ほどしか生産していないそうです。

トカイワインは伝統的に女性が一粒づつ適した状態になったものを選択して手で収穫します。

ボトリティス菌がついてから11月に収穫されたブドウを36時間マセレーションさせたあと18カ月間木樽熟成、その後最低1年はボトルに寝かせます。

Furmintという品種、土の質、自然につくカビ、人の手、条件が全て揃って出来上がるトカイ…

初めて試飲しましたが、甘さはあるのにスーッとしたハーブ感、ミネラル感、後が長くてなんてエレガントなんでしょう。

話をしながらハンガリーの畑に想像旅行してしまいました。

ありがとうEndreさん!

別館の会場へ移るとものすごい人の中で遠くからエンリコさん発見!!きゃーっと大喜びの私。

大好きなTorrefornelloが来てたなんて生産者リストに載ってなかったけど!?

とエンリコさんに近づいていくと

「やだ顔が赤くなっちゃうわ、そうなの一昨日来ること決めたのよ」

といつものエンリコさんらしい反応(笑)

12月まで畑に残して待ってから収穫するマルヴァジアを使ったUNA、収穫時のブドウは黒々しくなっていてこれでできるの?!と驚きの見た目。そこから13ヶ月も発酵が続くというまたも規格外の驚きのワインです。

30日間の長いマセレーション、ピノネーロをこんな風に変身させるなんて!

イ・マンドルリのマッダレーナさん❤️

今日は旦那さんとお揃いなんですね!

この個性、いつ飲んでも美味しいです。

Podere Ericaのイケメン、マルコ(左)は若く見えてワイン醸造と畑に関してはプロ中のプロ。

ビオディナミ農法で造られたここのサンジョヴェーゼはやっぱ格が違うなと毎回思います。

茎を醸造に使っているのにそれが複雑味になっていて青臭さやえぐみになっていないのがすごい!

世界のいろいろな場所でそれぞれの伝統や土地に合わせてワインが造られていて、こだわりと愛情を持って造っている生産者がいる、それを知る良い機会になりました。

 

ランキングに参加しています。
よかったら押して下さい♪

ブログランキングに参加しています。
ポチッと押していただけたら
ランキングアップにつながります♪
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください