イタリアの現状をロックダウンの時に少しご報告させていただきました。
ワインと食と少しのアートをテーマにしたブログですが、ロックダウンから2ヶ月経過し5月4日からフェーズ2に入った今のフィレンツェの街の写真を少しだけお届けしたいと思います。
今まで、基本は生活に必要なものを買う(食料・薬など)など理由がなければ出れず、家から200m以上離れることは基本禁止だったのですが、フェーズ2に入り同じ市内ならばジョギングや散歩が許されるようになりました。
散歩ができる!!!!!!
青空の下を歩いてもいいのです!
ということで、普段はバスで行く距離なのですが、歩いてフィレンツェの街まで行ってきました。
道端の花も愛でるぐらいに歩くのが楽しかったです。
バール。。。イタリア文化には欠かせないカフェ。朝、エスプレッソを立ち飲みしてみんなが知り合いのようなあの雰囲気。
そんなバールはお持ち帰りのみで開くことが許されていて、エスプレッソを紙コップに注いで売っています。
きっと朝のバールが恋しかったのでしょう、おばあさんやおじいさんが(本当は見つかると罰金ですが)バールの外でエスプレッソを飲んでいました。
サンタンブロージョ市場では赤と白のテープで仕切られた野菜売り場に人が並び、屋内の市場は並んで入り一つのお店は3人まで、もちろん1.8mの間隔をそれぞれ開けるように言われます。
並んで生サルシッチャ、パンチェッタや生ハムを手に入れました。
生ハムとメロンの季節ですものね🎶
ドゥオモ前はこの季節は通常なら通れないほどの人ごみなのですが、観光客がいない今、自衛隊と警察の車に挟まれて、住民が行き来する程度。
16年前にマレーシアからフィレンツェを夢見てこの広場に到着したのと同じぐらい気持ち的にはこの2ヶ月間この場所へ来るのが遠かったなと思いました。
イタリア人にとってのPiazza(広場)は特別なんだと思います。
老人がベンチに座り、歩き始めたばかりの赤ちゃんが近くに来ると「アモーレ!」と自分の孫でなくても声をかけ、鳩が飛び、教会の鐘がなる…
カルニバーレの時は仮装した子供たちが集い紙吹雪が舞い、クリスマスにはキルストの誕生を模したプレゼーぺ(模型)が置かれ、思い出がつくられ、人が笑顔を交わす場所。
首相がいつかの発表で「きっといつか私たちはPiazzaに戻る」と言っていました。
今日、目の前にそのPiazzaにイタリア人が、マスクをつけていても戻っているのを見て涙が出ました。
早く世界も少しずつ回復してほしいです。
シニョリーア広場にあるヴェッキオ宮は今も市庁舎の役割を果たしていて、写真の片隅に見えますが、この日結婚式に向かう二人右端に写っています。
市庁舎の入り口にはAndrà Tutto Bene きっと大丈夫と虹の絵。
イタリア中の窓に同じような手書きの「きっと大丈夫」の旗が掲げられています。
ウフィッツィ美術館前
ベッキオ橋
帰りにジェラートを買いました。
ベルガモットとピスタチオ味。
後ろの写っている消毒液で手をきれいにして手は触れずに受け渡し。お持ち帰りという体なので店の前では食べません。(実際罰金や営業禁止を受けたお店もあるので気をつけます)。
観光業で保っているフィレンツェはお客さんがいない上にこの数カ月のロックダウンで打撃を受け、閉まってしまうお店が出てくると実際に中心街に店を構えている友達と話を交わしました。
この日、彼氏くんが久しぶりに仕事先のワイナリー兼アグリツーリズムへ行くことができ、畑から例の如くお土産を持って帰ってくれました。
香りいっぱいのセージ・ローリエ・ローズマリー
フェンネルのヒゲが長すぎて写真に収まりません(笑)
真っ赤なビエートレ。
そして、近場に自生していたアカシアの花も。
フランスではこのお花を揚げて食べると聞いて以来一度味見したかったのです。
ワイン香り54種類のセットにもアカシアの花が入っていて、本物の花をかぎたいなと思っていたのでした。
水につけて虫が出てくるのを待ち、衣につけてさっと揚げます。
思ったよりもデリケートなアカシア。
思いっきり春を頬張りました。
まだ私は行けませんが、今のブドウ畑の様子を写真に撮ってきてもらいました。
小さな緑の芽ができています。
世界中のポジティブな生命力を信じて、一歩一歩出来ることを続けようと思える日でした。
こんにちは~😊
建物の入り口の張り紙に描かれているマスクをした人の絵が「いらすとや」さんのイラストによく似ているなーと、ガン見してしまいました。「いらすとや」は無料で使えるフリー素材の可愛らしいイラストを多数配布してくださっているサイトの名前なんですが、個人だけでなく商用利用も可能なので、いまでは官公庁や地方自治体を含め、ネット上で見かけない日は無い状態になっています。
フレッシュハーブも良いですね。
葡萄畑の新緑が目に眩しいです。
改めて、大きな自然のある場所に行きたくてたまらなくなってきますね。
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あはは、よく気づかれましたね〜!
そうなんです、日本ぽいイラストがこちらでもたまに使われてるなと思ってたんです。
ちなみにあの奥が肉屋さんなどのパラダイスです(笑)
まだ市内しか移動できないので行けませんが、早く葡萄畑に行きたいです🥺
我慢してない、大丈夫!この状況でも楽しめることを!なんて自分に言い聞かせてても、やっぱりこの状況は気持ちが落ち込みますよね。
早く日本も回復に向かうのを願ってます。
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やはり、青空の下を歩けるのはいいですよね(^^)/
そしてその目的地が、フィレンツェの街の中心だなんて、いいなあ(#^^#)
Piazza、イタリア人にとって、とっても重要な場所なんですね。
いつもPiazzaに人が溢れていた理由が分かりました(^.^)
それにしても、人が少ない広場は不思議な感じがします。
「きっと大丈夫」
そうですね。きっと街に人は戻ってくると思います。
だって、素敵な街だから(^_-)-☆
アカシアの花、天ぷら(じゃないか…(^-^;)にして食べれるんですね!
春のフキとか食べる感じかな?(^^;
しかし、虫がいるんですね…( ;∀;)
広大なぶどう畑、圧巻です。
どんな時でも自然はポジティブで感動させられます。
早くワイナリ―に行ける日が来るといいですね(^_-)-☆
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もう本当にその通りなんです!
自然の力や、人の温もりがあるから前進しようと思えます。
何年も住んでるけど、やっぱりドゥオモは毎回見るたびに初めての時と同じ感動を与える壮大さがありますよね。
虫が大っ嫌いなのですが、食いしん坊なので…そっちが勝ちました(笑)
洗ってとる!!
彼氏くんはイチジクに入ってる虫はイチジクしか食べてないからもはやイチジクの一部とか言ってそのまま食べれるような人です。私が横でギャンギャン言ってます(ToT)
またワイナリー訪問記や旅行記を記事にできる日が早くきて欲しいです。
日本も大変だと思いますがお気をつけくださいね!
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いちじくしか食べてなくても、虫は虫ですよね…(^-^;
私も無理だ~(>_<)
ありがとうございます(^.^)
でも、「きっと大丈夫」ですね(^_-)-☆
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こんにちはNATURALWINETUSCANY さん。とても大変だったイタリアも少しずつ快方にむかっているのが感じられ、よかったなぁと思います。でも後退しないようこれからも気を抜かずにがんばらないと、ですね。フランスは外出制限が緩和されて、なんだか浮かれているようにも思えて、余計に心配になっています。
ところで、アカシアの花を食べるだなんて聞いたことありませんでした!私も花の匂いを知りたいと思っていたところです。ワインの香りとして「アカシアの花」とかよく聞きますが、全然わからないので。そしてワインの香り54種って、赤いヤツですよね?私も持ってますよー。フランス版はLe Nez du Vinといいます。後で嗅いでみます。
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