オレックの友達生産者アレッサンドロ ボーヴィオへ向かう前に軽く昼食。
ワインがズラっと並び、目の前には素敵な教会が見えるLa Morra(ラ・モッラ)村の小さなワインバールへ。


Le Vigne Bio
Via San Martino, 2, 12064 La Morra CN
http://www.levignebio.com/index.php/en/

オーナーは有名なバローロ生産者Erbaluce(エルバルーチェ)の家族で以前はワイン造りに携わっていたけれど、今は持ち畑は兄弟に貸す形で自分はこのお店を営んでいるのだそう。
息子くんがサーブしてくれますがワインも詳しく気が利いて、とても良い休憩時間になりました。

州が変わればもちろん食も変わります。

前菜の盛り合わせにはインサラータ・ルッサ(ポテトサラダに似ていますが中にツナが入っています)、アンチョビとサルサ・ヴェルデ (イタリアンパセリを使ったソース)、そしてヴィテッロ・トンナート(牛肉の上にツナの入ったソースが添えてあります)。
ピエモンテの郷土料理バーニャカウダでもアンチョビが使われていますが、なぜ内陸のピエモンテ郷土料理に塩漬け魚が溶け込んでいるのか?
むかーし、塩が高級だった頃、塩漬けの魚アンチョビ=アッチューゲがリグーリアから仕入れられていたそう。
アッチュガイと呼ばれるアンチョビ運び人。一説では税金も高いお塩を下に詰め上部にアンチョビを入れて運んだりしたそう。
貧しい食と呼ばれたアンチョビは地元民の大切な糧になり、お塩は貴族のもとへ運ばれたとか。
郷土料理には地理的な背景や歴史が隠れてますね。
もう一皿は兎肉♪
季節のトマトと合わせて美味しゅうございました。

お昼時と夕食の間に閉まらないので、昼時を逃しても入れて助かりました。
さて!アレッサンドロさんのワイナリーへ!
いいですねー。メモっておきます!それからわたしヴィテッロ・トンナート好きなんですよ。この間たまたま誰かのレシピに遭遇して、作ろうかと思っていたところです。
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ご存知なんですね!ソースがもったりしていて美味しかったです。ぜひブログでご報告記事を!
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はじめて食べたのはパリでした(なんのこっちゃ)。
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いいねーこっちで見ることないもんね。
兎肉はタルタル風?
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おお、日中でも閉まらないお店があるんですね。
昔はみんな閉まってたイメージでしたが、いまどきはそういうお店も多いのでしょうか?
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ちゃんとしたオステリアやレストランは閉まってしまうのですが、ここはワイン+軽食というお店で開いてました。ワイン関連の人はやっぱり食にも気を使う人が多いので、品数は少なくてもちゃんと素敵なラインアップがメニューにありワイナリー巡りの合間にピッタシでした。
私がイタリアに来た頃は日曜は全部しまっている印象でしたが、今は中心地のお店は開いているし、スーパーも開くようになりました。
8月はヴァカンスでちゃっかり何週間もお店が閉まるところを見るとイタリア人スローライフは相変わらずかなと思います(笑)ロックダウンでお金ないのにみんなヴァカンスは行くんですもの。
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アンチョビのお話、おもしろいですね~(#^^#)
トマトと合わせたお料理、おいしそ~。
兎は無理だから、鶏肉でやろうかな?(←普通…(^-^;)
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