ブラの町から5kmほど離れたポレンツァという場所に前記事でご紹介したスローフード運動の親、カルロ・ぺトリーニ氏によって設立されたUniversità degli Studi di scienze gastronomiche食科学大学(通称スローフード大学)があります。

スローフード運動のコンセプトを反映しているこの大学ではバイオダイバーシティ(生物多様性)を守り、生物、農業、食、社会の間をつなげることを目的としているそうです。
コロナ下、そして夏休み期間ということで学生はもちろんいませんでしたが、次のアポイントまで30分という短い時間を利用して少し寄ってみることにしました。
広すぎる上に人っ子一人いなくてどこに向かえばいいか迷いました(^_^;)

侵入していいものか迷いつつ入ると、青い空と広いキャンパス、綺麗にかられた緑の芝生。
素敵な雰囲気の大学ですね。

彼氏くんはこの大学に通いたかったと漏らしていました。
(そして、彼曰く、醸造学、農学、地域活性のためのマーケティングなども学べ、日本人の方で入学されている方々も意外といるとか。)
この大学構内の一部にLa Banca del Vino(直訳するとワイン銀行)があります。
La Banca del Vino
Piazza Vittorio Emanuele II, 13, Pollenzo, 12042 Bra CN
https://www.bancadelvino.it/en/

入り口が開いててホッとしました。
こちらもコロナのために普段ある見学ツアーやワークショップなどは今行なっていないということでしたが、この時、私たち二人しか来客がいないこともあり、ちょっとなら見ても大丈夫よと貯蔵庫の最初の二部屋だけ入らせてもらいました。
中には約300社のワイナリーから預けられた約10万本のワインが保管されているのだとか。
イタリアワインの歴史の記憶がここに築かれ、イタリアワインの文化を人々へ知ってもらうために造られた場所です。

中には知っているワイナリーのワインも並べられ、それぞれのワインにはなんとブドウ畑の生える土まで一緒に置いてあります。(やばい!これは面白い!)


時間がなかったため試飲などできませんでしたが、グラスなどのセットを10ユーロで借りて入り口の受付の店内にあるワインを購入し、構内の芝生に座って試飲もできるのよと教えてくれました。

また、ワインサーバーもあり、そこからグラスで試飲もできるます。

心苦しいですが、このあとすぐに今回の旅行最後のワイン生産者の元へ向かうところだったため雰囲気だけ味あわせてもらいました。
こんな大学があるのですか!!
私も入りたい!!
あ、でも、イタリア語できないから無理か…”(-“”-)”(←え、そこ??(^-^;)
大学も、ワイン銀行も普通に見学できるのですね。
私も、雰囲気が味わえました~。
ありがとうございます(^_-)-☆
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こちらこそ、読んでいただいて嬉しいです!
もうすでに海外の大学に行かれた経験ありますものね!tabisurueiyoushiさんなら気合でイタリア語も全然いけそうですo(^_-)O
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気合いで行けるかな?(^-^;
気合いと度胸(はあんまりないけど…)、あと感覚?でいつの日か!!
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これは、ゆっくり見学に行ってみたいところですね。
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