イ・マンドルリのマッダレーナさんとお昼ご飯♪新しい醸造場と畑を見に!

投稿日:

大好きなワイン生産者マッダレーナさん。

ブログでも何回か紹介させていただいていますが、前回会ったのは一年前コロナ禍でロックダウンする直前でした。

いつもは試飲会イベントなどでしちょくちょく会えていたのに、今回はなんと一年ぶりの再会となりました。

スヴェレートというトスカーナのボルゲリ地区に畑を持つマッダレーナさん。初めて畑と醸造場の見学に訪れたのは3年前でした。

あのとき「ここに新しいカンティーナ(醸造場)を建てるのよ」と言っていた場所には去年の8月に完成したという半地下のカンティーナが出来上がっていました。

中に入るとマッダレーナさんの雰囲気ピッタシの素材とカラートーン、そして奥には暖炉に火をつけている旦那さんのアレッシオさんが。

ラベルの原画の絵が飾られています。

お昼ご飯の前に畑を見にいきました。

見晴らしがいい時は海の向こう側にあるエルバ島の家々まで見えるらしいです。

羨ましい景色ーーー!

こんなにブドウ畑を見ない期間が長いことがここ数年なかったので感無量、7ヶ月ぶりのブドウ畑。

思わず、元気だった?と声をかけたくなります。

黒ブドウはサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランそしてアレアティコ。

白ブドウはヴェルメンティーノが植っています。

ビオディナミ農法を昔から実施しているマッダレーナさんですが、最近さらにその奥をいくような農法を学び始めていて、畑を見ているときに

「土を見てみる?」とおもむろに土を掘り返して見せてくれます。

美味しいワインは美味しいブドウから。美味しいブドウは健康で元気な木、そしてそれは土から始まるのです。

土の中の微生物達がうまく働いてくれることでふかふかの土ができ、それが長い旅の果てに「複雑な味と香りのワイン」へとたどり着くのです。

イ・マンドルリの畑は歩くだけでまるでソファの上を歩いているかのようなふっかふっか感。

とっても気持ちいい!

2月のこの時期はどのワイナリーでも剪定の時期です。

マッダレーナさんも小柄な体、細い腕で剪定を行います。

なぜか今回も偶然お揃いのマッダレーナさんとアレッシオさん

「剪定ってとっても楽しいのよ。好きなのよね。でもつい考えたり、周りをきちんと綺麗にしながらやりたいから時間がかかっちゃうのよね」

剪定によって未来のブドウの木の姿が変わり、どの枝が実をつけるか決めることになるので、どれを切ってどの子を残すかはワインの味に影響します。

「考えるのが好きなの」と言っているマッダレーナさんは未来のブドウの姿を思い浮かべながら剪定しているのが伝わってきます。

元々は学校の先生をやっていたマッダレーナさんですから、きっと子供を前に、この子の得意な能力を最大限に伸ばしてあげるにはどうやって手助けしてあげたらいいのかしら?

と考えていた姿がかぶります。

3年前訪れた時はまだ植える前の土の準備をしていた区画に木が植えられていました!

土壌が感動的なほどのシスト!

フランスならばロワール、そしてポルクロール島など限られたところでしか出会えないような珍しい地質!

土オタクの彼氏くんが感動の声を横であげていました(笑)

変化もありますが、前と同じくコルクの木が同じ場所に生えていて、なんだか嬉しくなりました。

さて、お腹すいた!

ということで、お昼ご飯はスヴェレートの町の知り合いのレストランからマッダレーナさんがオーダーしてくれた手作りのトルテッリ。

トルテッリっていうから普通のものを想像してたら…でかっ!!手のひらサイズ(笑)

こんなに大きいトルテッリ初めて見ました(笑)

これが美味しいのなんの!

お供のワインにまずは初リリースの

Zino 2019年

これ…マッダレーナさんの面白すぎなお父さんが、なんとシチリア島からさらに南にあるパンテッレリーア島に畑を購入し、Moscato d’Alessandria モスカート・ディアレッサンドリアという白ブドウ品種から作ったものです。

一年前にまだリリース前の寝かせてるところのものを試飲させてもらいましたが、すごい完成度。

甘口ワインをよく作る品種で香りがしっかりあるタイプのブドウなのですが、それを上手にマッダレーナさんスタイルにしてあって柑橘類の心地よい香りが広がります。

マッダレーナさんのチームに入るというお友達二人が作ってくれた黒キャベツのペーストをパンに添えたおつまみ。この緑の濃い味ととっても合います。

私たちはフランスはニース地方のジョーさんのワイン

Le Belletan 2017

ブラケット100%

を持参。なぜかジョーさんのワインは国も土地もブドウ品種も違えど同じようなハーブらしさ、元気なブドウから作られた溌剌とした香りと味があるような気がするので是非マッダレーナさんにも飲んでもらいたかったのです。

メインにはアーティチョークのスフォルマティーノ(オーブン焼き)

これがまた美味しい!(写真じゃ美味しさが伝わらないタイプの見た目ですが…💦)

そしてそして、1週間後に初リリースするという新しいカベルネ・フランのみ使用したマッダレーナさんの新作登場!

まだラベルがついていませんでした。出るまでお楽しみ。

香りレベルが高く、果実の凝縮感もあり、何より品種特性がしっかり表現されています。

まさに土から出発したこの子の能力を最大限に発揮したワイン!

食べながら、近況を報告しあったのですが…なんと旦那さんのアレッシオさん、ずっと家族代々やっていたワイナリーを売却したそうです。

思わず「へぇ…えっ?売った??全部?!」とビックリ。

アレッシオさんのワイナリーはマッダレーナさんのワイナリーとは別のワイナリーでとっても大きいワイナリーでした。

なんと家も含め売却。

うまく話が進めば将来は別のもっと小さいワイナリーを始めるかもしれないということでした。

未来計画中、変化中・・・

日本酒を一緒にやらない?とも誘われました(笑)

コロナでいろんな制限がある中、何かがちゃんと進んでいて、ちゃんと前を向いていくエネルギーを感じます。

最後は新しいカンティーナで未来のワインを試飲❤︎

どれも2020年のブドウのワイン(途中)ですが共通して芯が通っていてすでに完成度が高いのが伺えます。

醸造はコンクリートタンク、木樽、そして新しく加わったのアンフォラ達に分けられます。

アンフォラはヴェルメンティーノ(白)とカベルネ・フラン(赤)に使われています。

4ヶ月も皮につけていたとは思えないほどエレガントな仕上がりのヴェルメンティーノ。

先ほど食卓で試飲したカベルネ・フランはアンフォラで醸造されたものと木樽で醸造されたものをブレンドしたものです。

これを、ブレンド前の段階でまず試飲。

木樽の方が果実味があり、香り豊か。

アンフォラの方が乳酸のような丸みのある酸味があり、またスパイスが加わったような香り。

全然違います!とても面白い!

ちなみに、こちらのアンフォラはトスカーナで有名なアンフォラ生産者ArteNovaではなく、わざわざ北イタリアから取り寄せたそうです。

違いは焼く時の温度で、ArteNovaでは900度ほどの温度で焼くのをこちらは1260度の高温で焼くそう。こうすると表面の気泡が密になり空気の浸透率が変わります。

酸化傾向になりやすいアンフォラですが、香りや味の劣化には厳しいマッダレーナさんの性格をここに垣間見る気がします。

島に畑が増え、新しいカンティーナができ、ロゼやフランなど新作が増え、いろんな進化をし続けてるマッダレーナさんのワイン達。

でも常に、裏には彼女の素敵な笑顔と、自然に寄り添う姿、そこから生まれる一本背骨が通ったとびきりのワインがあります。

お土産にもちろん箱買いしていきました(笑)

3年前の拙い記事ですが、前回のイ・マンドルリ訪問(ともう一件別のワイナリーも一緒に載ってます)の記事はこちらです↓

ビオディナミ農法のワイナリー訪問記 – コロンバイア&イ・マンドルリ

2件のコメント 追加

  1. nikonikomaison より:

    こんにちは!これまた美しいラベル。色がステキ。ぶどう畑の見学は本当に楽しそう。こんな時だから、なおさらですよねー。

    いいね: 1人

    1. ナチュラルワインのラベルって生産者の個性が出てて素敵なものが多い気がします。マッダレーナさんのおばさま作だそうですよー私も好きなんです。いいですよね〜
      トスカーナはまた今日から制限が出るオレンジゾーンになりました。いつまで続くのやら💦ですね…

      いいね: 1人

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