Slow Wine Fair スローワイン・フェア2022年

投稿日:

Vinitalyヴィニタリーから2週間前に遡るのですが、ボローニャでSlow Wine Fair スローワイン・フェアが行われました。

スローワイン・フェアは毎年トスカーナのモンテカティーニ・テルメで行われていた、スローワインの認定を受けた生産者だけが参加できる試飲会とはまた別のイベントで、会場も大きく、生産者のリストも幅広い感じでした。(つまり興味が若干薄れていた…)

仕事が忙しく、行くつもりがなかったのですが、前日の夜中に生産者リストを再度チェックしていて雄叫びを上げてしまいました。オレックとアレッサンドロが来ている!

これは絶対に会いに行かなければ!と彼氏くんにせがんで急遽行くことに。

オレックはOlek Bondonioというピエモンテ州はバルバレスコ村でワインを造っている生産者

彼の畑をおとづれた時の記事はこちら

そしてそのオレックに紹介してもらった友達生産者で同じくピエモンテ州、ロエロ地区でワインを造っているLe More Biancheレ・モーレ・ビアンケのアレッサンドロ・ボヴィオ

彼の畑訪問記事はこちら

彼氏くんの興味のあるブルゴーニュワインから試飲を初め(外国ワインは人気があり、早めに終わる傾向もあるので)ロワール地方ののカベルネ・フランを造っているDomaine des Sanzayへ(フランス語の読み方ってイマイチ自信ない…)。

ブルゴーニュはちなみに美味しかったのですが、生産者ではなくFISARフィザルのソムリエさんが注いで説明していました。

わがままで申し訳ないのですが、私はこうなると一気に興味がなくなります。

一方ロワールのカベルネ、とてもよかったです。

英語に少しフランス語混じりで一生懸命説明してくれた生産者のおばさま。

シュナン85 % シャルドネ15 %でメトド・クラッシク(瓶内二次発酵)のみかん柑橘系の泡ワインから始まり、四種類のカベルネ・フランのボトルを試飲。

二つの畑のブドウから造られているのですが、どっちの畑の子なのかわかるちょっとした似たニュアンスーいい意味での草っぽさがあったり、酸味・凝縮感の特徴が違うーのが面白いなと思いました。

カベルネのピーマン臭があまり好きではないのですが、この品種なりのコツがあるらしく、彼女曰く、カベルネは他の品種よりもタンニンやエキスの抽出を優しく、柔らかく扱わないといけない品種だそうで、マセレーション(皮や種がまだ浸かっている状態)の間、ほとんど触らず、混ぜるときは本当に優しく手で行うそうです。

これ、同じ話を2週間後に別のカベルネ・フランの生産者からも聞きました。生産者が経験して実際に行っている生の声。面白いなぁ。

かするように(人だかりがいてあまりゆっさんくりできなかった)大好きなピエモンテ州の生産者G.D.Vajraヴァイラにも挨拶へ。

オーナー夫婦の娘さんであり、ワイナリーを訪問した時に歓迎してくれたフランチェスカさんと初めてヴァイラを試飲し、その彼の人柄で一気に愛するワインに昇華してくれた息子のイジドーロくんがいました。初めて出会った時から一体何年経ったのか…なんと結婚して、子供が生まれたばかりだそうです。

そして、結婚式に出したワインなんだ、とドルチェットを注ぎながらまた家族ストリーを語ってくれます。

彼らのワインには一本一本、家族の歴史とストリーが詰まっています。

そうしているうちに遠くからオレックを発見!

猛ダッシュで彼の元へ。

鼻高すぎオレック

多分美味しいのばかり試飲した後だと思うんですけど、オレックのを試飲したら。

やっぱりこれだ!と感じるほど美味しい。

とってもジュシーで香りと共に口にジュワッとくる。

少し離れたところにいたアレッサンドロのワインも試飲しに行くとオレックもやってきました。

実はこの二人が揃ってるの初めて見ました(笑)

一緒にみんなでご飯しようねと言ってたけどまだ実現していないので、嬉しかったです。

アレッサンドロのワイン、久々に、そしていつもは彼のワイナリーのラベルにもなってるシンボルの木の下で一緒にご飯したりおしゃべりしたりして味見するので思い出が味をさらに美味しく記憶させてるのかななんて思っていました。

でも無機質な大きな会場で飲んでも、やっぱり美味しい噛み締める味のあるワインでした。

Roero San Bernardoロエロ・サン・ベルナルドは2017年・2018年・2019年を垂直試飲。

年代ごとの違い、その年の気候と彼の苦労や工夫が詰まっています。

香りが上に伸びていく、でも口にも旨味がある、何層もの香りや味の重なった素敵なワインです。

ちなみに2018年が一番好き!と伝えると「君はきっとこの年のが好みだと思ったよ!」と嬉しそうに頷いてくれました。

オレックもアレッサンドロもいろんな試飲会を回っていますがほとんど会ったことがありません。

今回再会できてよかった。そして改めて、彼らのワインの力量を思い知らされました。

また、畑に会いに行こう!

4件のコメント 追加

  1. saganhama より:

    こんばんは(^^)
    お知り合いの方が出品されてたのなら行かなければですね。彼らのワインの力量は増々アップしてるのでは? ウイズコロナで大きなイベントが開催されるようになって楽しみが増えたでしょう。日本もゴールデンウィークの人出は相当多いようです。強力な変異株が出てこない事を願ってます。

    いいね: 1人

    1. 日本ではウィズコロナって言うんですね。暖かい季節に向けてこちらではまるで全部過ぎ去ったような感じになっていっていますが、気をつけていきたいですよね。秋〜冬にかけて何もないことを祈ります…
      試飲会は基本大好きな生産者に再会できる場となっているのでなかなか会えない彼らに会えて嬉しかったです。
      こういうとき、やっぱり元気をもらえるんですよね。😌

      いいね: 1人

  2. KYO より:

    イベントに行く基準が(笑)
    作り手さんに会ってお話を聞きながら試飲したいというnaturalwinetuscanyさんの願いと拘りがよく分かりますね。
    時間や体力に余裕がある時なら、新たな出会いを求めてというのもアリですが、そうではない時はやはり、これだ!という自分の拘りに従う、これに尽きますね。

    このところコロナの中でもいろいろなイベントが開かれるようになって来ましたね。日本でも徐々にではありますが、再開の方向に進んでいるようです。
    距離や時間の制約で普段は会えない方々に一度に会えるこういうイベントが、今後もコロナに邪魔されず、開かれることを祈ります。

    いいね: 1人

    1. 会いたくてつい(笑)
      コロナ禍っていうのもあるけど、やっぱり一年に一回会えればいい方なので、チャンスは逃せません!
      実は30代になるまで全くアルコール類を飲まずにきて、イタリアでワインを知ったのですが、恵まれたことに生産者に会って直接ワインを知るという裏道から入門したため生産者ありきのワインというのが根付いています。
      あのガザガサの手と、笑顔の中に美味しい一滴が出来上がる。彼らが語ってくれながら試飲できるのは本当に至福です。
      ちなみに彼らのワインは日本にも届いていますが、「日本ではどんな反応かな?美味しいって言ってくれてるかな?」なんて聞いてくれます。
      だからこそ、こんな彼らが造っているんだよと少しでも伝えたいです。

      いいね: 1人

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください